2017年の中央競馬は例年通り1月5日(木)の東西金杯で開幕。
『一年の計は金杯にあり』という格言があるように競馬ファンにはその年を占う上で大切な一日です。

そんな東西金杯(中山金杯/京都金杯)の出走予定馬の情報です。

ハンデ戦ということもあり毎年難解なレースが多い金杯。
時期的に一線級の馬が出てこないのも混戦に拍車をかけています。

ただ、2017年は京都金杯にエアスピネルやガリバルディが出走予定。
年初からなかなか豪華メンバーが揃いそうですよ。

◇京都金杯(GIII、ハンデ、芝1600m、京都)の出走予定馬(枠順)

1-1 ブラックスピネル 55.0 福永
1-2 ケントオー 56.0 和田

2-3 アルマディヴァン 53.0 池添
2-4 ブラックムーン 56.0 浜中

3-5 フィエロ 57.5 フォーリー
3-6 エアスピネル 56.5 武豊

4-7 テイエムタイホー 56.0 幸
4-8 ペイシャフェリス 53.0 秋山真

5-9 ダイシンサンダー 55.0 岩田
5-10 テイエムイナズマ 56.0 古川吉

6-11 ダンツプリウス 55.0 丸山
6-12 ミッキージョイ 55.0 横山典

7-13 ピークトラム 56.0 シュミノー
7-14 アストラエンブレム 54.0 M・デムーロ
7-15 マイネルハニー 56.0 柴田大

8-16 サクラアドニス 52.0 高倉
8-17 ムーンクレスト 55.0 藤岡佑
8-18 ガリバルディ 57.0 C・ルメール

【東西金杯2017】こじはる3連単5頭BOX、ジャンポケ斉藤、キャプテン渡辺、天童なこなどの予想一覧!!

2016年のクラシックを賑わせたエアスピネルが早くもここから始動。
2017年はマイル路線を歩むべく京都金杯に駒を進めてきました。

マイル戦は2歳時にデイリー杯2歳Sを圧勝。
今回はそれ以来のマイル戦となります。

2016年は皐月賞、ダービー、菊花賞を皆勤。
どのレースでも上位争いを繰り広げ、世代トップクラスの実力をみせてくれました。

ただ、この馬にはどのレースも微妙に距離が長かったのも事実。
恐らくベストの距離であるはずのマイル戦でどんな走りを見せてくれるのか注目です。

ハンデも56.5キロなら許容範囲。
28日の1週前追い切りは栗東坂路(重)で50.8-12.2秒(一杯)の好時計。

ここはしっかり結果を出して2017年のマイル界を引っ張る存在に名乗りを上げてもらいたいです。

ガリバルディはGI初挑戦となった前走のマイルCSで7着。
さすがにGIの壁は厚かったようです。

それでも勝ったミッキーアイルとは0.4秒差。
今後に繋がる内容だったと思います。

今回の金杯もマイルCSと同じ舞台。
GIIIならこの馬の末脚が思う存分発揮されそうです。

ただ、57キロのハンデは不安材料。
それでもルメール騎手ならそれほど気にする必要はないかもしれませんね。

マイネルハニーは前走のチャレンジCで9番人気ながら優勝。
今回もそこまで人気にはなりそうになくハンデは56キロ止まり。

この時期の京都は毎年内が伸びる馬場なので、
マイペースで逃げられそうな今回も好走が期待できそうです。

◇中山金杯(GIII、ハンデ、芝2000m、中山)の出走予定馬(枠順)

1-1 シャイニープリンス 56.5 江田照

2-2 クラリティスカイ 57.5 田辺

3-3 ツクバアズマオー 56.5 吉田豊

4-4 ライズトゥフェイム 55.0 石橋脩
4-5 ロンギングダンサー 54.0 大野

5-6 ダノンメジャー 55.0 小牧
5-7 ドレッドノータス 55.0 戸崎

6-8 マイネルフロスト 57.0 松岡正
6-9 カムフィー 54.0 蛯名

7-10 ストロングタイタン 54.0 川田
7-11 トミケンスラーヴァ 51.0 長岡

8-12 シャドウパーティー 54.0 内田博
8-13 マイネグレヴィル 52.0 丹内

京都金杯とは対照的に中山金杯はちょっと小粒なメンバー。
まぁ、この時期ですし例年通りといったところでしょうか。

ツクバアズマオーは中山巧者。
オールカマーでも3着に入っておりこのメンバーならあっさりも。

ただ56.5キロのハンデは何とも微妙なところでこれさえ克服できればここでも好勝負でしょう。

クラリティスカイは15年のNHKマイルC勝ち馬。
しかし以降は勝ち星がなく低迷が続いています。

何とか復活したいところですが今回はトップハンデの57.5キロ。
近走の成績からはやや見込まれた感があり厳しいレースが予想されます。

マイネルフロストは昨年の中山金杯の2着馬。
ハンデも昨年と同じ57キロなら再度の激走があるかもしれません。