香港競馬を統括するHKJCが来年から春にも国際GIデーを開催すると発表した。
これまで2週にわたり開催していたクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル)、チャンピオンズマイル(G1、芝1600メートル)、チェアマンズスプリント(G1、芝1200メートル)の3競走を同日に開催。

1日にGI競走が3レース組まれる国際GIデーとする。
これまで香港競馬は12月に香港国際競走を実施してきた。

香港に春と12月に国際GIデーができることで日本馬の香港遠征がさらに増えそう。
2018年は4月29日にシャティン競馬場で開催。

クイーンエリザベス2世Cが天皇賞・春と日程がかぶりそうですが距離が違うので使い分けできるかと。
それでも天皇賞・春に向かう馬がちょっと減るかもしれませんね。

問題になるとすれば今年からGIに昇格した大阪杯。
大阪杯⇒クイーンエリザベス2世Cというローテは検疫などを考慮するとなかなか難しそう。

どちらも距離が2000mなだけに陣営がどちらを選択するのか毎年の注目となりそうです。
どっちも出るタフな馬も出てきそうですが(笑)。

日本馬にとってチャンピオンズマイルは安田記念の前哨戦、
チェアマンズスプリントは高松宮記念後の目標の一つになりそうです。

恐らくこの春の香港国際競走も馬券が買えるようになると思うのでまた楽しみが増えますね。