今週末のに迫ったグランプリ有馬記念2017(GI)。
ここではその大一番に臨む有力馬たちの最終追い切りについてまとめています。

有馬記念が引退レースとなる注目のキタサンブラックの最終追い切りはどうだったのでしょうか。

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 TSDB

いよいよ迫ってきた今年の有馬記念。
20日には美浦・栗東の両トレセンで最終追い切りが行われました。

有力馬たちの仕上がりはどうだったのか見て行きましょう。

まずはこちらの過去の傾向とデータ分析で馬券候補として挙げた馬から。
【有馬記念 2017】過去の傾向やデータから馬券候補に浮上する馬は!?

◇有馬記念、有力馬追い切り情報

◇キタサンブラック
【最終追い切り】
12/20:栗東CW(良)
6F:86.1-70.0-54.5-39.9-12.6(黒岩/馬なり)
内ビップレボルシオンと1F併せで0.1秒先着

注目のキタサンブラックはいつも通り栗東CWでの最終調整。
6Fから併せ馬で追い切られ、終始馬なりの軽い内容。

先週7Fから猛時計を出しているので今週はこれでいいという判断でしょう。
最終追い切りでもしっかり並走馬には先着。

ジャパンカップ前と比べても中間ハードに追われているので前走よりしっかり身体はできているでしょう。
あとはレースで結果を出すだけです。

◇スワーヴリチャード
【最終追い切り】
12/20:栗東CW(良)
6F:80.3-64.5-50.1-37.2-12.4(Mデムーロ/馬なり)
外ウォーターレスターと1F併せで0.4秒先着

スワーヴリチャードは先週の1週前追い切りに続き、最終追い切りでも文句なしの内容。
3歳馬だけあってここにきての上昇度は一番といえるでしょう。

2週続けてデムーロ騎手が乗っていることから期待の高さも伝わってきます。
調教の動きだけならこの馬が出走メンバーの中でナンバーワン。

仕上がりは文句のつけようがないのであとはコース適性だけでしょう。

◇サトノクラウン
【最終追い切り】
12/20:美浦P(良)5F:65.4-51.3-36.7-11.9(助手/馬なり)
外キャンベルジュニアと1F併せで併入

サトノクラウンは最終調整も美浦のポリトラック。
ここにきてポリトラックで追い切っているのには何か意味があるんでしょうか。。。

ポリトラックなので時計が速いのは当然ですが、特に抜群の動きという訳でもなく体調面は?
直前まで出走を迷っていたように、少なくとも絶好調というわけではなさそうです。

◇シュヴァルグラン
【最終追い切り】
12/20:栗東坂路(良)
4F:54.0-39.5-25.8-12.9(助手/G強め)
外ハイドフォイルと併せて0.6秒先着

ジャパンカップを勝ったシュヴァルグランは栗東坂路で最終調整。
特別、調教駆けする馬ではないので時計はこんなもんでしょう。

それでも以前よりは時計も出るようになっているのでそれだけ馬が成長した証。
ジャパンカップ⇒有馬記念の連勝は並大抵の難しさではありませんが枠順、展開など運が味方すれば。。。

◇シャケトラ
【最終追い切り】
12/20:栗東坂路(良)
4F:54.4-38.8-24.6-12.0(福永/一杯)

個人的に今年の有馬記念で最大の穴馬候補であるシャケトラ。
最終追い切りは栗東の坂路で追い切られました。

先週長めから追われているので最終追い切りは終い重点の内容。
秋は大敗続きですが馬の体調は良さそうです。

今度は中山2500なのでここ2戦のようなことはないと思うのですが。。。

◇ヤマカツエース
【最終追い切り】
12/20:栗東CW(良)
6F:83.2-66.9-51.9-38.1-11.9(池添/一杯)

昨年の4着馬ヤマカツエースは単走での最終追い切り。
先週ほどの内容ではありませんでしたが終いもしっかりまとめて好内容。

2500mはちょっと長いとは思いますが乗り方ひとつで誤魔化しは効くコース。
うまく流れに乗って終いの脚を生かせば昨年以上の走りも。。。

◇レインボーライン
【最終追い切り】
12/20:栗東坂路(良)
4F:60.5-42.4-26.4-12.9(助手/馬なり)

レインボーラインは17日(日)に実質的な最終追い切りを消化。
この日は坂路で終いだけをサッと伸ばす内容でした。

引き続き体調は良さそうですが大幅な上積みというわけでもなく。。。
道悪にでもならない限りはなかなか厳しいレースになりそうです。

ここからは特に最終追い切りの動きが良かった2頭。

◇ミッキークイーン
【最終追い切り】
12/20:栗東坂路(良)
4F:52.5-38.3-24.3-11.9(浜中/馬なり)
外スプマンテと併せて併入

昨年の5着馬ミッキークイーンは坂路で最終追い切り。
併せ馬で追い切られ52秒台-11秒台と終いまでしっかりとした足どり。

一度使われた上積みは明らかで調子は上向いています。
あとは中山の短い直線でどこまでこの馬の末脚を生かせるか。

うまく内を突くような競馬ができれば面白いのですが。

◇ルージュバック
【最終追い切り】
12/20:美浦南W(良)
5F:68.0-52.2-37.8-12.6(助手/直強め)
中バスインザサンと3F併せで0.4秒先着
外ボルドネスと3F併せで0.4秒先着

ルージュバックはエリザベス女王杯以来となるレース。
最終追い切りは美浦の南Wで3頭併せ。

並走馬2頭を大きく突き放す内容で時計も優秀。
絶好の最終追い切りをみせてくれました。

不思議なことに牡馬との混合戦のほうが力を出すこの馬。
また、レース間隔があいたほうがいいタイプなのでエリザベス女王杯以来というのもいいでしょう。

データ的にはあまり推せない牝馬の2頭が何ともいい動き。
ちょっと悩ましい最終追い切りとなりました。

あとは21日(木)に発表される枠順が大きなポイントとなりそうです。

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