今週末はいよいよフェブラリーS(GI)。
今年最初のJRAのGI競走です。
14日にはフェブラリーSの最終追い切りが美浦・栗東の両トレーニングセンター行われました。
ここでは有力馬の最終追い切りと簡単に過去の傾向について見ていきたいと思います。
年間2つしかないJRAのダートGI。
それだけに毎年ダートの1線級がこのフェブラリーSには集まります。
最終追い切りでいい動きを見せたのはどの馬だったのか。
そしてデータ的に浮上するのはどの馬なのでしょうか。
◇フェブラリーS、有力馬最終追い切り情報
◇ゴールドドリーム
02/14:栗東坂路(稍)
4F:49.8-36.6-23.9-12.1(藤懸/強め)
栗東坂路で50秒を切る絶好の内容。
終いも12.1と止まっておらず調子は良さそう。
R・ムーア騎手騎乗で得意の東京。
今年もこの馬を中心にレースが展開されることになりそうです。
◇テイエムジンソク
02/14:栗東CW(稍)
6F:82.2-66.2-51.2-37.1-12.2(古川/仕掛け)
東海Sを使われたことで素軽さが出てきた印象。
82.2-12.2と最後までしっかり伸びており好調維持。
あとは初となるマイル戦で馬が戸惑わなければ。。。
◇ノンコノユメ
02/14:美浦南W(良)
6F:84.3-68.0-53.4-38.5-13.1(内田博/馬なり)
そこまで調教は走る馬ではないので及第点の内容。
前走の調子を維持しているといった印象。
この馬も東京は得意。
あとはこの馬向きのペースとなるか。
◇ケイティブレイブ
02/14:栗東坂路(稍)
4F:51.6-37.4-24.5-12.5(福永/仕掛け)
51.6-12.5と時計的には文句なしの内容。
川崎記念を使った上積みもありそうです。
この馬も課題はマイルの距離となりそう。
テイエムジンソクという同型馬もいるだけにどういう競馬をするか。
◇サンライズノヴァ
02/14:栗東坂路(稍)
4F:52.2-38.0-24.7-12.2(助手/一杯)
※アードラーと併せ併入
成長著しい4歳馬。
最終追い切りも元気一杯で力を出せる出来にあります。
あとは歴戦の古馬との力関係のみ。
東京は得意の舞台なだけに十分勝機はあるでしょう。
◇キングズガード
02/14:栗東CW(稍)
6F:85.0-69.5-54.1-39.9-12.0(調教師/G強め)
※内ウインルーカスと併せクビ差先着
栗東CWで併せ馬を施行。
タイムはそれほど速くありませんが最後はしっかり先着し動きはまずまず。
GIでは今一歩足りないレースが続いていますが今回はどうなりますか。
◇インカンテーション
02/14:栗東CW(稍)
6F:83.3-67.3-53.4-39.5-12.7(調教師/仕掛け)
特に目立つ動きではありませんが元気一杯。
15年フェブラリーSで2着、17年武蔵野Sで優勝。
東京マイルでの一発がある馬なので怖い一頭です。
◇ベストウォーリア
02/14:栗東坂路(稍)
4F:52.9-38.3-25.2-12.6(助手/強め)
調教の動きは可もなく不可もなくといった感じ。
さすがに年齢的に全盛期の動きではないようです。
ルメール騎手が騎乗しますがさすがに今年は厳しいか。
◇東京ダート1600m 持ち時計
ゴールドドリーム 1:34.0 重 56.0
ベストウォーリア 1:34.2 重 57.0
ノンコノユメ 1:34.2 重 57.0
キングズガード 1:34.4 重 57.0
ノボバカラ 1:34.8 重 57.0
ロンドンタウン 1:34.8 重 55.0
ニシケンモノノフ 1:34.8 稍 56.0
メイショウスミトモ 1:35.2 重 56.0
インカンテーション 1:35.5 良 57.0
ケイティブレイブ 1:35.6 良 57.0
持ち時計でもゴールドドリームがトップ。
ライバルたちが必ずしもマイル戦がベストではないだけに距離適性では一歩リードか。
東京マイルの経験がないテイエムジンソクや持ち時計のないケイティブレイブはやはり距離がカギとなりそう。
ともに先行力が武器なだけに今年のレースのペースはこの2頭次第でしょうか。
ここからは簡単なデータ分析を。
データは過去10年分。
JRA-VANのデータを参照しました。
◇前走レース
根岸S、東海S、JCダートが2勝ずつでトップ。
これに川崎記念、東京大賞典、チャンピオンズC、フェアウェルSが1勝で続きます。
◇世代
4歳[4-3-1-28/36]
5歳[4-2-4-17/27]
6歳[2-1-3-32/38]
7歳[0-2-2-30/34]
8歳[0-2-0-16/18]
9歳上[0-0-0-6/6]
4歳と5歳が他の世代を圧倒。
勝ち馬を選ぶなら6歳までの馬から選ぶのがベター。
◇所属
関東馬 [0-2-1-23/26]
関西馬 [10-7-9-100/126]
地方招待馬 [0-1-0-6/7]
出走数の違いもありますが関西馬が関東馬を圧倒。
この10年はすべて関西馬がレースを制しています。
簡単なデータではありましたが特に減点のなかった馬は
・ゴールドドリーム
・サンライズノヴァ
・テイエムジンソク
・ケイティブレイブ
・ノンコノユメ
今年も勝ち馬はこの中から出そうな感じです。