今週の日曜新潟メインは新潟記念2018(GIII)。

サマー2000シリーズの最終戦となるハンデ重賞です。

今年は13頭立てとなりました。

新潟記念で夏の新潟開催もいよいよフィナーレ。

今年もサマー2000シリーズのタイトルを目指す馬が新潟に集結。

そこに今年は菊花賞を目指す3歳馬ブラストワンピースが参戦してきました。

クラシックを目指す3歳馬かサマー2000チャンピオンを目指す古馬か。

今年の新潟記念は見どころの多いレースとなりそうです!

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◇新潟記念2018(GIII、芝2,000m、新潟)出走予定馬(枠順)

1-1 ブラストワンピース 54.0 池添

2-2 マイネルハニー 57.0 柴田大

3-3 ベアインマインド 50.0 藤田菜

4-4 ショウナンバッハ 53.0 三浦
4-5 メートルダール 57.0 福永

5-6 メドウラーク 56.0 丸田
5-7 マイネルミラノ 56.0 津村明

6-8 ストーンウェア 54.0 蛯名
6-9 レアリスタ 54.0 石橋脩

7-10 グリュイエール 55.0 戸崎
7-11 エンジニア 54.0 北村宏

8-12 スズカディープ 53.0 内田博
8-13 セダブリランテス 57.5 石川裕

サマー2000シリーズの最終戦ということで例年ならサマー2000のタイトルを目指す古馬が新潟に集うこのレース。しかし今年はここに菊花賞を目指すブラストワンピースが出走してきました。

いつもとはちょっと違うメンバー構成となった今年の新潟記念。夏競馬のフィナーレを飾るこのレース、今年はどのような結末となるのでしょうか。

菊花賞を目指すブラストワンピースがここから始動。セントライト記念、神戸新聞杯といった菊花賞トライアルではなく新潟記念から菊花賞という異例のローテーションを組んできました。

本番の菊花賞は右回りですがあえて左回りの新潟で古馬相手のレースを選択。どうやら左回りを求めての参戦のようです。調教師曰く毎日杯でのコーナーリングに不安があったようで万全を期して左回りのレースを選んだとのこと。

ダービーの時もトライアルを使わずに毎日杯から直行するローテを陣営は選択。結果的にはそれが影響したのかダービー当日は+10キロの馬体重での出走。レースでも直線の不利などもあり、5着と2番人気に応えられませんでした。

それなので今回のこのローテを見る限り、陣営はレース間隔の詰まったローテを嫌ったのかと思っていたのですが。。。

東京、阪神外回りで結果を出しているので直線の長い新潟コースは歓迎。あとは500キロを超える大型馬なので馬体の仕上がりとタイトな新潟のコーナーをうまくこなせるかがポイントでしょう。

今回も休み明けの一戦となるだけにダービーで10キロ増えていた馬体重が今回どうなっているのかなど当日の馬体重には注意が必要でしょう。成長分はあるのでしょうがダービーからさらに大幅に馬体重が増えているようなことがあればちょっと心配ではあります。

あくまで目標は菊花賞ですが斤量も54キロと軽いここは古馬相手とはいえ無様な競馬はできないところ。菊花賞を勝つためにはここでしっかりと次につながる競馬を見せておきたいところです。

セダブリランテスはここが骨折休養明け。快勝した今年の中山金杯以来のレースとなります。

半年以上実戦から遠ざかっている上に骨折明け。あくまでここは叩き台でしょうが何せここまでまだ1度しか負けていない馬。

まだ底を見せていない未知の魅力があります。休み明けも苦にしないタイプですし、新潟にも勝ち星あり。

2,000m前後が恐らくベストの距離のこの馬にとって条件は揃っているだけに骨折明けでも侮れない存在。57.5キロの斤量は楽ではありませんが体調さえ整っていればいきなり勝ち負けしてもおかしくありません。

グリュイエールは前走のエプソムCで3着。重馬場の中、勝ち馬と0.2秒差なら悲観する内容ではありません。

休みを挟みながら中京⇒東京と連勝しており、左回りは問題なし。距離も2,000前後に良績があるので条件は揃っています。

2年のブランクがあったグリュイエールですが復帰後の2戦は充実した内容。6歳馬ですがまだまだ馬は元気一杯と言えるでしょう。

エプソムCよりも相手は強化されますが、55キロで出走できるのはプラス。有力馬の中でも古馬勢は休み明けだったり、斤量を背負っているのでこのメンバーに入っても十分付け入る隙はあるでしょう。

ストーンウェアは前走の小倉記念で5着。着順こそ5着でしたが自身も1分57秒台、上がり33秒台なら上々の内容だったと言えます。

2走前のメイSでは東京のスペシャリストとも言えるダイワキャグニー相手に0.2秒差の2着。左回りに替わる点はマイナスにはならないでしょう。

ハンデも54キロなら想定の範囲内。小倉記念と同じ斤量なので問題はなさそうです。

左回りは4-3-1-2と明らかに左回りのほうが走る馬。新潟でも2着が一度ありコースは苦にならないはず。有力馬に休み明けが多いここは一発も!

メートルダールは左回りで5-0-3-3。右回りでは1-1-2-2ですから明らかなサウスポーと言っていいでしょう。

末脚勝負の馬なので新潟の長い直線はもってこいの舞台。マイネルハニー、マイネルミラノのいる今回は前もある程度流れる展開が予想されます。

自らレースを作れるタイプではないので展開次第、他力本願なところはありますが、展開が向けば無欲の追い込みがハマる可能性も!

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