今年の凱旋門賞を目指すと思われていたアーモンドアイが一転、凱旋門賞への登録すら行わないことが発表されました。
ドバイターフの後の国枝調教師の話では凱旋門賞への出走は既定路線だと思っていたのですが。。。

調教師の話ではレース後に熱中症のような症状が出ることも登録しない理由のひとつのようですが、何とも腑に落ちない理由。
確かにロンシャンの2,400mはちょっと距離が微妙な感じもしますが。。。

それなら欧州の2,000m路線への出走も期待されましたが、それもなさそう。どうやら今年はもう海外遠征すらない様子。
春は間に合えば安田記念、秋は天皇賞秋やジャパンカップが目標になるようです。

国枝調教師はドバイの後にもエネイブルと是非戦いたいと言っていましたし、イギリスでひと叩きしてから凱旋門賞へと具体的なプランまで言及していました。

恐らく本人は凱旋門賞へ出走させる気満々だったはず。

こうなってくると今回の判断はやはりオーナーサイドの都合ということでしょう。アーモンドアイは一口馬主のシルク所有の馬ですし、海外遠征となると会員の了承などいろいろ絡んでくるのでしょう。遠征費の問題もありますし。。。

ドバイは招待レースだったので輸送費などは主催者持ちでしょうから海外遠征が叶ったと見られます。何とも残念な決断ですが、オーナーサイドの決断ですから部外者がどうこう言う問題ではないですね。

夢のある海外遠征よりも、国内で賞金稼ぐ現実路線を選んだということでしょう。アーモンドアイが社台系のオーナーなら間違いなく凱旋門賞へ行っていたと思いますが。。。

幸い、今年の凱旋門賞へはサートゥルナーリア、キセキなどが参戦を匂わせています。両馬ども次走の結果次第ですが、どちらかは遠征してくれるのではないでしょうか。

アーモンドアイの不在は何とも残念ですが、今年も日本馬の出走が見たいところです。

アーモンドアイは安田記念出走の可能性もあるようなのでこうなったら安田記念で香港のビューティージェネレーションとの対決が見たいところ。ビューティージェネレーションがチャンピオンズマイルの後に遠征してきてくれたらの話ですが、オーナーサイドは遠征に前向きとの話なのでもしかすると対決が実現するかもしれません。

アーモンドアイ、ビューティージェネレーション、ダノンプレミアムが安田記念で激突なんてことになればかなりの盛り上がりになりそうです。

何はともあれ、アーモンドアイが国内に専念するとのことなので今年も国内の競馬は盛り上がりを見せそうです。