10月14日(祝月)に東京競馬場で行われる府中牝馬ステークス2019(GII)。

秋の女王決定戦エリザベス女王杯に向けた最重要ステップレースです。

今年は3日間開催の最終日、祝日体育の日にレースが組まれました。

今年もエリザベス女王杯を目指す有力馬が出走。

来月の本番を占う上で今年のレースも重要な一戦となりそうです。

重要ステップを制し、エリザベス女王杯へ名乗りを上げるのはどの馬なのでしょうか!?

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◇府中牝馬S2019(GII、芝1,800m、東京)出走予定馬(枠順)

1-1 ジョディー 52.0 武藤雅
1-2 ディメンシオン 54.0 北村宏

2-3 カンタービレ 54.0 松岡正
2-4 オールフォーラヴ 54.0 川田

3-5 ダノングレース 54.0 三浦
3-6 フロンテアクイーン 54.0 津村明

4-7 サトノガーネット 54.0 坂井瑠
4-8 スカーレットカラー 54.0 岩田康

5-9 ソウルスターリング 55.0 木幡育 出走取消
5-10 エイシンティンクル 54.0 勝浦

6-11 ペルソナリテ 54.0 丹内祐
6-12 レッドランディーニ 54.0 池添

7-13 クロコスミア 54.0 戸崎
7-14 プリモシーン 54.0 福永

8-15 ラッキーライラック 54.0 石橋脩
8-16 ランドネ 54.0 吉田隼

エリザベス女王杯に向けた重要なステップレースと知られる府中牝馬ステークス。今年もエリザベス女王杯で人気の一角を背負うであろう馬たちを始め、16頭が出走します。

今年人気を集めそうなのがラッキーライラック。昨年のチューリップ賞を最後に勝利から遠ざかっているものの、今年は牡馬相手の中山記念でも2着に入るなど先手を奪った際の粘り腰は健在。

ただ、中途半端な位置取りで競馬をすると阪神牝馬S(8着)、ヴィクトリアマイル(4着)など持ち味を出せない一面も。なかなか乗り方の難しい馬ですが、今の東京なら迷わず前々で競馬をするはず。

素直に先行した際の粘り腰はメンバー随一なので有力な1頭。開幕間もない馬場を味方に一気の押し切りとなるか。

17年のオークス優勝を最後に長いトンネルに入ってしまったソウルスターリング。スランプ脱出を目指し、今秋は府中牝馬ステークスからエリザベス女王杯というローテーションが予定されています。

すでにエリザベス女王杯では短期免許で来日するデットーリ騎手とのコンビが決定済み。本番に向けてここでもいい走りを見せたいところ。

とはいえ、今年もヴィクトリアマイルで9着などかつての面影がないのも事実。距離は問題なく、東京もオークスを勝った舞台ですから一変がある可能性もありますが。。。

日本レコードの高速決着となったヴィクトリアマイルで3着に入ったクロコスミア。時計勝負のマイル戦ということで苦戦も予想されましたが、見事な競馬を見せてくれました。

エリザベス女王杯では2年連続の2着。3度目の正直を狙い今年もこのレースから始動。

あくまで目標は次走なので目イチの仕上げではないでしょうが、前走の走りを見れば東京でも侮れない馬。ラッキーライラックとの位置取りもポイントですが、前々で競馬をすれば前残りの芽も十分でしょう。

ヴィクトリアマイルで2着だったプリモシーンも有力な一頭。3歳時に関屋記念を勝つなどそのポテンシャルは十分。

マイル戦に実績が集中しているだけに200mの距離延長がどうか。左回りは実績十分なので距離さえこなせばアッサリがあっても不思議はありません。

☆昨年のレース結果

◇府中牝馬S2018(GII、芝1,800m、東京) 結果

1着 4.ディアドラ
2着 10.リスグラシュー
3着 2.フロンテアクイーン
4着 6.ジュールポレール
5着 1.クロコスミア
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◇払戻金
単勝:4 230円 番人気
馬連:4-10 380円 1番人気
馬単:4-10 720円 1番人気
3連複:2-4-10 1,310円 4番人気
3連単:4-10-2 4,290円 6番人気

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