【凱旋門賞 2020 出走予定馬(ゲート番)/テレビ中継/事前オッズ/過去結果】エネイブルは5番ゲート

凱旋門賞2020の出走予定馬などに関するページです。事前オッズや過去の結果なども掲載しています！

10月4日(日)にパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞2020(GI)。

今年は新型コロナの影響で日本馬で参戦を予定しているのは欧州転戦中のディアドラのみ。

日本から遠征する馬はおらず、ちょっと寂しい凱旋門賞となります。

ただ、欧州勢は凱旋門賞3勝目を狙うエネイブルなどが出走予定。

日本でもっとも盛り上がる海外GIレースなだけに今年も注目の一戦となるでしょう。

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◇凱旋門賞2020(仏GI、芝2,400m、パリロンシャン)出走予定馬(ゲート番)
※左からゲート番号、馬番、斤量、騎手、調教国

1-12.インスウープ　56.5kg　R.トーマス　仏

2-15.ラービアー　55.0kg　M.ギュイヨン　仏
~~3-13.モーグル　59.5kg　R.ムーア　愛~~

4-7.ソットサス　59.5kg　C.デムーロ　仏
5-8.エネイブル　58.0kg　L.デットーリ　英

6-3.ウェイトゥパリス　59.5kg　I.メンディザバル　仏
7-1.ペルシアンキング　59.5kg　P.ブドー　仏

8-2.ロイヤルジュリアス　59.5kg　S.フォーリー　仏
9-10.ゴールドトリップ　56.5kg　S.パスキエ　仏

~~10-5.ソヴリン　M.バルザローナ　愛~~
~~11-4.ジャパン　59.5kg　武豊　愛~~

12-9.ディアドラ　58.0kg　J.スペンサー　日
13-11.シャシュナック　56.5kg　T.ピッコーネ　仏

14-6.ストラディバリウス　59.5kg　O.ペリエ　英
~~15-14.サーペンタイン　56.5kg　C.スミヨン　愛~~

【主な回避馬】
・ラブ(道悪を考慮)
・ジャパン(禁止薬物の影響)
・サーペンタイン(禁止薬物の影響)
・ソヴリン(禁止薬物の影響)
・モーグル(禁止薬物の影響)
・ミシュリフ
・ガイヤース
・マジカル

エネイブルは3連覇を狙った昨年の凱旋門賞で惜しくも2着。史上初となる大記録をあと一歩で逃しました。

それでもレース内容は厳しい流れを好位追走から早めに抜け出す横綱相撲。最後に展開がハマったヴァルトガイストの末脚に屈する形となりましたが、負けて強しの内容でした。

今年は昨年のリベンジ＆凱旋門賞3勝目を目指して参戦予定。恐らく今年で引退でしょうからエネイブルの走りが見られるのもあとわずかということになります。

始動戦となったエクリプスSこそガイヤースの逃げ切りを許して2着。ただ、続くキングジョージ6世＆クイーンエリザベスSでは4頭立てだったとはいえ後続に5馬身半差をつける圧勝！まだまだ力が衰えていないことを証明しました。

凱旋門賞前最後の一戦にはセプテンバーSを選択。7頭立てとなったレースでは先手を奪うとそのまま後続を突き放し7馬身差の圧勝！

相手関係が楽だったとはいえ、圧巻のパフォーマンスで本番へ。歴史的な名牝が今年も凱旋門賞の話題の中心になることは間違いありません。

毎年凱旋門賞で話題となる3歳牝馬。今年注目を集めていたのがラブ。

今年に入り、英1000ギニー、英オークス、ヨークシャーオークスとGIを3連勝中。しかも着差が4.1/4馬身、9馬身、5馬身という圧勝続き。今年の凱旋門賞の事前オッズで一時はエネイブルを抑えて1番人気に推されていたのも納得です。

今年はエネイブルとラブの新旧女傑対決になるものと誰もが思っていたところ、ラブ陣営が突然の回避を発表。どうやら週末の天気が下り坂で道悪になるのを嫌っての判断の模様。

欧州では馬場状態を考慮しての回避が良くあるとはいえ、この大一番で有力馬の一頭が直前で回避するのはちょっと残念。この馬が出てこないということはエネイブルの人気がますます高まることが確実です。

欧州の長距離王に君臨するストラディバリウス。アスコットゴールドカップ3連覇など長距離戦で輝かしい実績を誇る馬ですが、今年はオーナーサイドの強い要望で凱旋門賞への参戦。

2,400ｍへの適性を測るために出走した前哨戦のフォワ賞ではスローの瞬発力勝負で2着に敗れたものの、一応2,400ｍへの目途も立ち、本番に駒を進めてくることになりそうです。無尽蔵のスタミナを誇るこの馬にとっては本番ができればタフな競馬になってほしいところ。

それだけに週末の天気が崩れそうなのはこの馬にはプラス材料。馬場が悪化し、スタミナ勝負になれば同厩舎のエネイブルをも脅かす面白い存在となりそうです。

今年日本から唯一参戦するディアドラ。欧州転戦を続けるディアドラですが今年は秋の大目標としてこの凱旋門賞への参戦を早くから発表していました。

ただ、近走は苦戦続きでさすがにややピークを過ぎた印象もあるディアドラ。パリロンシャンの2,400ｍもこの馬には距離が長い印象があり、どこまで健闘できるかが正直なところでしょう。

それでもこの馬が参戦してくれるから日本からも馬券が買えるわけでデュアドラにはただただ感謝(笑)。出るからには少しでも良い走りを見せてもらいたいですね。

武豊騎手が騎乗するということで注目されていたジャパン。しかし、オブライエン厩舎が使っていた飼料から禁止薬物が検出された影響で直前で出走回避。

何とも残念な結果となってしまいました。オブライエン厩舎の4頭がすべて回避ということでますますエネイブルには追い風が吹くことになります。

ガイヤースはGI３つを含む4連勝中でしたが、愛チャンピオンSで2着に敗れ連勝がストップ。牝馬のマジカルに敗れたことでやや評価を落とす敗戦となってしまいました。

昨年の凱旋門賞では逃げて10着に惨敗しているだけにこの敗戦で参戦も不透明に。どうやら凱旋門賞へは向かわず、愛チャンピオンSかBCターフが次走の候補に上がっているようです。

今年の仏ダービーを制したミシュリフは凱旋門賞に登録は行ったものの、英チャンピオンSへ。これは距離適性を考慮した上での判断でしょう。厩舎がエネイブルと同じゴスデン厩舎というのも関係しているかもしれません。

◇海外ブックメーカーオッズ
※オッズはウィリアムヒルのもの
※オッズは10月2日現在

エネイブル　2.20
ストラディヴァリウス　6.50
ソットサス　9.00
インスウープ　12.00
ラービア　15.00
ペルシアンキング　23.00
ゴールドトリップ　41.00
ウェイトゥパリス　41.00
ディアドラ　67.00
シャシュナック　151.00
ロイヤルジュリアス　201.00

有力馬ラブの回避で凱旋門賞3勝目を目指すエネイブルが抜けた1番人気に。ここまで調整も順調そうですし、凱旋門賞での実績もメンバーの中で抜けているだけに順当なところでしょう。

欧州の長距離王ストラディバリウスが2番手に浮上。鞍上もペリエ騎手に決まり、ペースと展開次第では一発もあると人気を集めています。週末が雨予報でスタミナ勝負になりそうなのもこの馬には追い風です。

今年はコロナ禍にも関わらず、日本のディアドラが参戦。ディアドラのおかげで今年も凱旋門賞の日本での馬券発売が決定しました。

JRAは売上の何％かディアドラ陣営に遠征補助金として支払ったほうがいいですよ、本当に(笑)。加えて武豊騎手がジャパンに騎乗して凱旋門賞への参戦が決定。

こういう状況の中で日本馬と日本人騎手が参戦できるのは何ともありがたいことです。

◇馬券発売要綱
日本での馬券発売。今年も日本馬が参戦するので馬券発売が行われます。

馬券はインターネット投票(A-PAT、即PAT)とJRAキャッシュレス投票サービス「UMACA（ウマカ）投票」での発売。
※ウインズや競馬場での現金販売はありません。

◇発売時間
（1）インターネット投票
・発売開始時刻：10月4日（日曜）7時00分
・発売締切時刻：発走予定時刻の2分前まで

（2）UMACA投票
・当日に中央競馬の発売を行う「UMACA投票導入済み事業所」が対象。

・発売開始時刻：10月4日（日曜）　各事業所の発売開始時刻
・発売締切時刻：営業終了時刻まで

◇発売式別
枠連、WIN5を除く７式別を発売。
※単勝、複勝、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単

オッズは国内独自のオッズで現地や海外のオッズとは違うものとなります。