今週の日曜東京メインは天皇賞秋2017(GI)。
秋の中距離チャンピオン決定戦です。

昨年はマイル王モーリスが見事に人気に応え優勝!!
2000mでも強さを見せつけました。

今年の天皇賞秋は凱旋門賞に出走したサトノダイヤモンドが不在。
一方で今年限りでの引退を発表したキタサンブラックが出走してきます。

今年の天皇賞秋はどのようなレースとなるのでしょうか。

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◇天皇賞・秋2016(GI、芝2000m、東京) 結果

1着 ○ 8.モーリス
2着 ▲ 12.リアルスティール
3着 14.ステファノス
4着 3.アンビシャス
5着 5.ロゴタイプ
・・・・・・・・・・・・・・・・
7着 × 9.ルージュバック
9着 △ 15.ラブリーデイ
12着 ◎ 1.エイシンヒカリ
14着 × 4.サトノクラウン

◇払戻金
単勝:8 360円 1番人気
馬連:8-12 2,420円 10番人気
馬単:8-12 3,700円 14番人気
3連複:8-12-14 7,430円 31番人気
3連単:8-12-14 32,400円 119番人気

国内最終戦となったモーリスが見事に優勝!
2000mでもマイルと変わらぬ強さを見せたレースとなりました。

モーリスはこの後、引退レースとなった香港Cでも優勝。
国内外のファンに強烈なインパクトを残して惜しまれつつ現役引退となりました。

◇天皇賞・秋2017(GI、芝2000m、東京) 出走予定馬(枠順)

1-1 サクラアンプルール 58.0 蛯名
1-2 サトノクラウン 58.0 M・デムーロ

2-3 ネオリアリズム 58.0 A・シュタルケ
2-4 リアルスティール 58.0 V・シュミノー

3-5 ヤマカツエース 58.0 池添
3-6 ディサイファ 58.0 柴山雄

4-7 キタサンブラック 58.0 武豊
4-8 レインボーライン 58.0 岩田

5-9 ソウルスターリング 54.0 C・ルメール
5-10 ミッキーロケット 58.0 和田

6-11 ロードヴァンドール 58.0 太宰
6-12 ステファノス 58.0 戸崎

7-13 グレーターロンドン 58.0 田辺
7-14 サトノアラジン 58.0 川田
7-15 マカヒキ 58.0 内田博

8-16 カデナ 56.0 福永
8-17 ワンアンドオンリー 58.0 横山典
8-18 シャケトラ 58.0 C・デムーロ

先週末の東京開催は土日ともに台風の影響で終始雨の中での開催。
特に日曜日はずっと不良馬場の中競馬が行われ、かなり時計のかかる馬場状態でした。

今週の天皇賞・秋こそ良馬場での願いも空しくまたもや台風が発生。
台風のスピードは当初の予想より遅く、台風本体の影響はまだですがそれに伴う前線の影響で週末の関東地方は雨予報。

土曜日は午後から雨が降ったり止んだり。
それでも何とか終日芝は良馬場での競馬となりました。

しかし雨は土曜日夜から日曜日にかけて降り続き馬場状態は一気に不良馬場へ。
このまま雨が降り続く予報なので天皇賞は不良馬場でのレースとなりそうです。

天皇賞・秋の出走予定馬を見ると、良馬場希望のサトノアラジン、ソウルスターリング、マカヒキ。
重馬場が得意なサトノクラウンやネオリアリズムなどがおり、今年の天皇賞は馬場状態によって明暗を分けそうなメンバー構成。

不良馬場となった馬場状態が天皇賞までにどこまで悪化するのか。
本日の芝の走破時計や直線どこを通った馬が伸びているのかはこまめにチェックしたほうが良さそうです。

26日には注目の天皇賞秋の枠順も決定。
天皇賞春秋連覇を目指すキタサンブラックは4枠7番。

できればもう少し内が欲しかったところですがまぁ、この枠ならスムーズに先行できそう。
逃げが予想されるロードヴァンドールよりも内に入っただけに自ら逃げるのか2番手に控えるのか。

武豊騎手の判断は果たして。。。

サトノクラウンが1枠2番、ネオリアリズムが2枠3番、リアルスティールが2枠4番。
この3頭は絶好の内枠を引いたと言えるでしょう。

特に堀厩舎の2頭は週末の雨模様の天気も味方しそうでここにきてかなり運が向いてきていると言えそうです。

サトノアラジンは何とも微妙な7枠14番。
マカヒキは7枠15番と外枠に入り今回も厳しい戦いとなりそう。

ソウルスターリングは5枠9番で枠はそれほど気にすることはなさそうですが如何せん空模様が気になるところです。

春の古馬GI3冠を狙ったキタサンブラックは宝塚記念でまさか9着に惨敗。
この結果を踏まえ、秋の海外遠征は断念となりました。

そして先日キタサンブラックの年内での引退も発表。
一時は来年も現役という話もありましたが今年一杯での引退が決定。

天皇賞・秋⇒ジャパンカップ⇒有馬記念の3戦がラストとなります。
まずはこの天皇賞・秋で春夏連覇を目指すキタサンブラック。

天皇賞は休み明けとなりますがポン駆けは苦にしない馬。
ただ、天皇賞秋特有の上がり勝負になると分が悪いのは明らか。

今回も自ら先手をとって直線早め先頭、後続に脚を使わせるような競馬がしたいところです。
今年の大阪杯や天皇賞春のような直線早め先頭の競馬が理想でしょう。

メンバー&枠順を見る限り、ロードヴァンドールを行かせて2番手から早め抜け出しといったところでしょうか。
天皇賞・秋は逃げ切りが難しいので番手からの競馬になると読んでいますが果たして。

馬場も渋りそうなので直線早めに抜け出して粘り込みを図るんじゃないでしょうか。
武豊騎手の手綱さばきと陣営が宝塚記念からどのように馬を立て直してくるかに注目が集まります。

今年のオークス馬ソウルスターリングが天皇賞秋へ参戦。
この秋は秋華賞へは向かわず、毎日王冠から天皇賞秋というローテが組まれています。

しかし断然の1番人気で臨んだ毎日王冠で8着に惨敗。
1番枠から逃げる形になってしまったとはいえ直線の失速ぶりは気になるところ。

ハイレベルと言われる今年の3歳牝馬のエース格。
本番での巻き返しに期待したいところですが。。。

今回は逃げそうな馬もいるので前走のような展開にはならないはず。
ひと叩きされた効果も見込まれ、本来の形の競馬で復活となるでしょうか。

ただ、桜花賞で3着に敗れた後、陣営は馬場を敗因に挙げていたので雨が降ると心配ですね。

2連覇を目指したドバイターフでは現地入り後に鼻出血を発症。
無念のリタイアとなったリアルスティール。

春はそのまま全休し、秋に備えることとなりました。
満を持して復帰した毎日王冠を快勝!

天皇賞秋への最重要ステップで見事に復活を果たしました。
毎日王冠の後はアメリカのBCマイルという話もあったようですが予定通り天皇賞秋へ。

今年こそ王道ローテから昨年2着のリベンジ&国内GI初制覇を狙います。
昨年は一頓挫あってぶっつけでの天皇賞になったにも関わらず2着。

今年はトライアルを快勝、ここまでも順調にきており、悲願の国内GI制覇が見えてきています!
ただ、本番ではデムーロ騎手がサトノクラウンに乗るので乗り替わり。

気になる騎手ですが短期免許で来日するフランスのV・シュミノー騎手に決定。
テン乗りでの競馬となりますがフランス期待のホープがどんな騎乗を見せてくれますか。

この馬が国内でGIを勝つとしたらここだと思うのでいい走りを期待しましょう。

マカヒキは今年は凱旋門賞へは登録を行わず国内に専念。
宝塚記念も回避し、現在は天皇賞・秋に向けて調整されています。

秋の始動戦となった毎日王冠は2番人気に支持されたものの6着。
今回も見せ場がなくスランプの深刻さを感じさせる結果となりました。

それでも東京2000mの舞台はこの馬にとって恐らくベストの舞台。
毎日王冠をひと叩きされたことで体調がさらに上向いてくれば。。。

不振が続いているダービー馬、天皇賞での復活となるでしょうか。

今年の宝塚記念を制したサトノクラウンもぶっつけで天皇賞秋参戦。
宝塚記念後は休養していましたが天皇賞へ出てきました。

休み明けはマイナスですが週末は雨予報で高速馬場にはならなそうなのはこの馬にはプラス。
2000mはベストなだけに雨が降って馬場が渋ると面白い存在となりそうです。

札幌記念を回避したネオリアリズムも天皇賞秋に参戦。
鞍上もA・シュタルケに決まりました。

2000mはベストですし先行力もあるので魅力はありますが如何せん順調さを欠いているので。。。
それでも週末の東京が雨予報なのはこの馬にはプラス。

雨で稍重の馬場だった札幌記念ではあのモーリスを完封しています。
陣営としては天皇賞は叩き台で年末の香港が本命でしょうが馬場状態によってはこの馬も浮上してきそうです。

今年の安田記念を制したサトノアラジン。
陣営から天皇賞・秋への挑戦が発表されました。

距離を試す意味でも出走した毎日王冠で見せ場たっぷりの2着。
メンバー中最速の上がりだったあの走りを見る限り2000mでも大丈夫そうです。

ただ、毎日王冠の2着は少頭数での大外枠、良馬場とすべての条件が揃ってのもの。
今回は枠順が7枠14番と外枠ではありますがちょっと微妙なところ。

加えて週末の天気もちょっと気になるところです。
昨年のモーリスのように本番でも距離を克服してのGI連勝となるでしょうか。

ステファノスは2000mがベストの馬。
年齢的にも今年の天皇賞・秋が国内GI制覇のラストチャンスとなりそう。

東京コースということで安田記念に挑戦したもののまったく見せ場なし。
どうしてもGIタイトルが欲しいのでマイル戦に出たのでしょうがやはり適性がなかったようです。

始動戦となったオールカマーでは2着。
ベストとは言えない距離でもしっかりと結果を出してきました。

GIでは惜敗続きなのでここは何としても欲しいタイトル。
今年が最後のチャンスとも言え、陣営は全力で仕上げてくるでしょうね。

グレーターロンドンは安田記念となった毎日王冠で3着。
GI級のメンバーが揃ったレースで堂々3着に入りました。

心配された距離延長にも対応。
あのレースを見る限りさらに距離が延びる天皇賞でも大丈夫そうです。

爪に不安がある馬ですがこのところは順調に来ているようで続けてレースを使えることが何より。
休み明けを叩かれた上積みも見込め、本番でも楽しみな一頭と言えそうです。

◇天皇賞・秋、有力馬追い切り情報

◇キタサンブラック
【最終追い切り】
10/25:栗東CW(重)6F:84.1-68.1-53.7-39.8-13.1(黒岩/馬なり)
内ヒシコスマーと併せ併入

【1週前追い切り】
10/18:栗東CW(稍)6F:80.9-66.5-52.4-38.9-12.9(黒岩/仕掛け)
内ジョーストリクトリと併せ0.1秒先着

【2週前追い切り】
10/12:栗東CW(良)6F:78.9-65.0-51.7-38.7-12.3(黒岩/一杯)
外ジョーストリクトリと併せ併入

◇リアルスティール
【最終追い切り】
10/25:栗東坂路(重)4F:52.4-38.0-24.8-12.2(坂井/仕掛け)

【1週前追い切り】
10/20:栗東坂路(重)4F:56.4-40.6-26.7-13.1(助手/仕掛け)

◇ソウルスターリング
【最終追い切り】
10/25:美浦南W(稍)5F:65.8-51.0-37.2-12.5(ルメール/仕掛け)
外ラヴィエベールと併せ0.4秒先着

【1週前追い切り】
10/18:美浦南W(重)5F:70.9-54.9-40.5-13.2(助手/馬なり)
内フラットレーと併せ併入

◇サトノクラウン
【最終追い切り】
10/26:美浦南W(稍)4F:53.6-38.5-12.7(助手/馬なり)

【1週前追い切り】
10/19:美浦南W(重)6F:85.3-69.9-54.6-39.7-13.6(助手/一杯)
内キャンベルジュニアと併せ0.1秒遅れ

【2週前追い切り】
10/12:美浦南W(良)5F:67.7-52.4-38.2-13.2(助手/馬なり)
内ネオリアリズムと併せ併入

◇ネオリアリズム
【最終追い切り】
10/26:美浦南W(稍)4F:52.4-38.4-12.3(助手/馬なり)
外サトノソルタスと3F併せで併入

【1週前追い切り】
10/19:美浦南W(重)5F:68.5-52.8-38.3-12.7(助手/直一杯)
中サトノソルタスと併せ0.2秒先着
外イーグルバローズと併せ1.2秒先着

【2週前追い切り】
10/12:美浦南W(良)5F:67.3-52.4-38.2-13.2(石橋脩/馬なり)
外サトノクラウンと併せ併入

◇シャケトラ
【最終追い切り】
10/25:栗東芝(重)5F:72.6-55.6-39.6-12.5(助手/G強め)
中グローブシアターと併せ併入
外キングジュエリーと併せ併入

【1週前追い切り】
10/18:栗東CW(良)5F:66.1-51.9-37.7-12.6(助手/馬なり)
外ヴァナヘイムと併せ併入

【2週前追い切り】
10/12:栗東CW(良)5F:71.4-55.0-39.8-11.9(助手/馬なり)
内ドラゴンカップと併せ併入

◇サトノアラジン
【最終追い切り】
10/25:栗東CW(重)5F:68.6-52.6-38.9-11.8(川田/仕掛け)
※シロイニと1F併せ0.7秒先着

【1週前追い切り】
10/22:栗東坂路(重)4F:55.9-40.6-26.3-12.7(助手/馬なり)

◇マカヒキ
【最終追い切り】
10/25:栗東芝(重)5F:68.0-53.3-38.8-11.8(助手/馬なり)

【1週前追い切り】
10/22:栗東DP(良)5F:72.6-56.8-42.4-13.4(助手/馬なり)

◇グレーターロンドン
【最終追い切り】
10/25:美浦南W(稍)4F:52.9-38.4-12.9(田辺/馬なり)
外セレノグラフィーと4F併せで併入

【1週前追い切り】
10/19:美浦坂路(重)4F:59.8-43.6-28.2-13.6(助手/馬なり)

◇ミッキーロケット
【最終追い切り】
10/25:栗東坂路(重)4F:53.2-38.2-25.2-12.8(和田/馬なり)
内アクションスターと併せ0.5秒先着

【1週前追い切り】
10/19:栗東坂路(重)4F:53.0-38.8-25.9-13.1(助手/G一杯)
内アクションスターと併せ0.9秒先着

25日、26日に行われた天皇賞・秋の最終追い切り。
注目のキタサンブラックはいつも通り栗東CWで6Fから追い切り。

休み明けの一戦となりますが調教本数はこなしており仕上がりは良さそう。
ただこれまでに比べると若干調教内容が軽い気もするので秋初戦、万全の仕上がりとまでは???

調教の動きが良かったのはサトノアラジン。
毎日王冠からは中2週ですが元気一杯。

最終追い切りでもシロニイと併せ大きく先着。
重い馬場でも最後は鋭く伸び調子の良さを感じさせました。

馬自身の調子は良さそうなのであとは当日の天気と枠順です。

リアルスティールも状態は良さそう。
勝った毎日王冠をひと叩きされてさらに状態は上向いている模様。

休み明けだった昨年の天皇賞・秋とは明らかに状態が違うと言えそうです。
この馬の場合、あとは乗り替わりがどう出ますか。。。

ソウルスターリングも最終追い切りの動きは上々。
毎日王冠後にしっかり2本追い切りができたことは馬が元気な証拠。

ひと叩きされた上積みは明らかなのでこの馬もあとは天気でしょう。。。

マカヒキは珍しく芝での最終追い切り。
何とか復活を期す陣営の試行錯誤が伝わってきます。

木曜追いだったのはサトノクラウンとネオリアリズムの堀厩舎2頭。
どちらも美浦南Wの4Fから追い切られ上々の動き。

週末は天気が下り坂との予報も出ており休み明けでも怖い2頭となりそうです。