今週の日曜阪神メインはローズステークス 2017(GII)。
今年の牝馬クラシック最終戦、秋華賞へ向けた最重要トライアルです。

最重要トライアルということで今年も豪華メンバーが集まりました。

リスグラシュー、ファンディーナなどが出走予定。
オークス馬ソウルスターリングこそ不在ですが、今年の秋華賞を占う上で重要なレースとなることは間違いありません。

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◇ローズステークス 2017(GII、芝1800m、阪神) 出走予定馬(枠順)

1-1 クイーンマンボ 54.0 秋山
1-2 モズカッチャン 54.0 M・デムーロ

2-3 サトノアリシア 54.0 北村友
2-4 ミスパンテール 54.0 四位

3-5 ミリッサ 54.0 福永
3-6 リスグラシュー 54.0 武豊

4-7 メイズオブオナー 54.0 吉田隼
4-8 ブラックスビーチ 54.0 浜中⇒秋山真

5-9 アロンザモナ 54.0 幸
5-10 レーヌミノル 54.0 池添

6-11 メイショウオワラ 54.0 小牧
6-12 ブライトムーン 54.0 藤岡佑

7-13 ハローユニコーン 54.0 田辺
7-14 ラビットラン 54.0 和田
7-15 カラクレナイ 54.0 川田

8-16 カワキタエンカ 54.0 横山典
8-17 ファンディーナ 54.0 岩田
8-18 ヤマカツグレース 54.0 松山弘

【セントライト記念 2017】出走予定馬!!アルアイン、クリンチャーなど

ファンディーナはデビューから破竹の勢いで3連勝。
勢いそのままに牝馬ながら臨んだ皐月賞では1番人気に支持されるも7着でした。

皐月賞後はダービーやオークスに向かうプランもありましたが結局は秋に備えて休養。
このローズSで満を持して復帰します。

秋はここを叩いて秋華賞というローテ。
デビュー戦から1800mを使われているように距離適性は問題なし。

大跳びなので本番の京都の内回りはともかく、阪神の外回りはベストに近い舞台でしょう。
本番は先ですが牝馬相手なら下手な競馬はしないはず。

夏にしっかりオーバーホールし一回り成長した姿を見せてもらいたいものです。

アドマイヤミヤビはオークスで3着。
最後は良く伸びてきたものの、結果的には外枠が響いた印象でした。

マイルではやや忙しい印象ですが1800mなら守備範囲。
阪神外回りの長い直線ならこの馬の末脚も存分に発揮できるでしょう。

秋はローズS、秋華賞とルメール騎手と新コンビが決定。
絶好調のルメール騎手を背に春のリベンジを目指していたのですが。。。

ローズSの最終追い切り後に左前屈腱炎を発症。
これによりローズSを回避、このまま引退、繁殖入りすることが発表されました。

ローズSだけでなく、秋華賞の有力候補でもあっただけに何とも残念な結果。
今後は繁殖牝馬としての活躍に期待しましょう。

リスグラシューはオークスで5着。
直線他馬と接触するなど揉まれる展開が響き、結果を出せませんでした。

それでも大きく崩れないところはこの馬のポテンシャルの高さ。
阪神は桜花賞でも2着に入っていますし、距離も問題なし。

ひと夏を越して気性面で成長が見られればさらなる前進が見込めるでしょう。

オークスでは13着に大敗した桜花賞馬レーヌミノル。
さすがに2400mはこの馬には長かったようです。

秋はこのローズSで再度距離を試す模様。
結果次第では秋華賞ではなく、マイルCSに向かう可能性もありそうです。

阪神外回りの1800mは正直ベストとは言えないでしょう。
乗り方ひとつで何とかこなせるかもしれませんがあまり強気には。。。。

それでもここで好走すれば一気に本番への展望が開けてきます。

ミリッサはあのシンハライトの半妹。
春はあと一歩のところでクラシックを逃しましたがその後2連勝。

ここにきてようやく良血が開花してきた印象。
今回は強敵が揃いますが秋華賞へ向けて試金石の一戦。

姉に少しでも近づくためにはここでも結果が欲しいところです。

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