今週の日曜東京メインは競馬の祭典・日本ダービー2018(東京優駿・GI)。
今年の3歳馬の頂点を決める一戦です。
２０１８年の東京競馬場5週連続GI開催の4週目。
いよいよ今週はすべてのホースマンが憧れる舞台、日本ダービーです。
今年の3歳牡馬クラシック路線は前評判も高く日本ダービーでも好レースが展開されそう。
皐月賞が波乱に終わっただけにダービーでの有力馬たちの巻き返しも期待されます。
皐月賞組とダノンプレミアムなど皐月賞未出走組が激突する今年の日本ダービー。
平成最後のダービーでもある今年の日本ダービーはどんなレースとなるのでしょうか。
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◇日本ダービー2018(ＧＩ、芝2400ｍ、東京) 出走予定馬(枠順)
1-1 ダノンプレミアム 57.0 川田
1-2 タイムフライヤー 57.0 内田博
2-3 テーオーエナジー 57.0 藤岡康
2-4 アドマイヤアルバ 57.0 丸山元
3-5 キタノコマンドール 57.0 Ｍ・デムーロ
3-6 ゴーフォザサミット 57.0 蛯名
4-7 コズミックフォース 57.0 石橋脩
4-8 ブラストワンピース 57.0 池添
5-9 オウケンムーン 57.0 北村宏
5-10 ステイフーリッシュ 57.0 横山典
6-11 ジャンダルム 57.0 武豊
6-12 エポカドーロ 57.0 戸崎
7-13 グレイル 57.0 岩田
7-14 エタリオウ 57.0 Ｈ・ボウマン
7-15 ステルヴィオ 57.0 Ｃ・ルメール
8-16 ジェネラーレウーノ 57.0 田辺
8-17 ワグネリアン 57.0 福永
8-18 サンリヴァル 57.0 浜中
今年の３歳クラシック戦線の中心を担ってきたワグネリアンとダノンプレミアム。しかしダノンプレミアムが皐月賞を直前で回避。ワグネリアンも皐月賞で７着に敗れ、今年のクラシック戦線の勢力図はここにきて大きく変動しました。
波乱の結果となった皐月賞を制したのがエポカドーロ。皐月賞では好位追走から直線早めに抜け出し後続をシャットアウト。
展開と馬場が味方した感もありましたがそれでも見事な勝利でした。日本ダービーでもこの馬の先行力は大きな武器となりそう。
枠は6枠12番とやや外目に入りましたがここからどのような競馬を見せるか。うまく流れに乗れれば一気の２冠も。
ダノンプレミアムはザセキでまさかの皐月賞回避。幸い症状は軽く、大事をとっての回避だったようです。その後は日本ダービーに向けて順調に調整され、追い切りも順調に消化。
ＮＨＫマイルＣを使わず、ダービー一本に目標を定めてきたことからも陣営の本気度は相当なもの。ただ、弥生賞から直行するローテにはやや不安も残ります。
2400ｍの距離も未知数なだけに今回のダービーではこれまでほど絶対的な存在ではなさそうです。ただ、近年好成績を残している1枠を引いたのは強運の持ち主と言えそう。
川田騎手は最内枠から先週のリリーノーブルのような競馬を再現すれば結果は自ずとついてきそうな気もします。
ブラストワンピースは毎日杯を快勝！初の右回りもまったく問題なく前評判通りの強い競馬を見せてくれました。
陣営は皐月賞へは見向きもせずダービーに直行。東京2400はゆりかもめ賞で4馬身差をつけて圧勝している舞台。
コース、距離ともに問題はなくここでも楽しみな一頭。何しろ3戦3勝とまだ負けておらず、有力馬とはここで初対戦という点が魅力です。
皐月賞では脚を余した感のあるキタノコマンドールとグレイル。どちらも直線の脚は際立っていただけにダービーでは楽しみな存在。
とりわけキタノコマンドールは賞金面で微妙だっただけにダービーの優先出走権を手にした皐月賞のハナ差５着は大きな５着。この馬の末脚は東京コースでさらに威力を増しそうです。
引き続きＭ・デムーロ騎手の騎乗も決定。デムーロ騎手がこの馬を選択したことからも期待の高さが伺えます。
3枠5番の枠も絶好でしょう。あとはこの枠からデムーロ騎手がどのようなエスコートを見せてくれるか。
もちろん忘れてはいけないのがワグネリアン。皐月賞では内枠、小回りコースも響き見せ場なく７着。
それでもこの馬はもともと東京コースでこそと言われていた馬。皐月賞の内容だけで見限るのは早計と言えそうです。
ただ、8枠17番は誤算。。。あとはダービーを縁のない鞍上の福永騎手がこの枠からどんな騎乗を見せてくれるか。
ステルヴィオも皐月賞では最後追い込んでの４着。距離不安もささやかれていましたが直線の脚はそれを払拭するものでした。
それでもダービーはさらに400ｍの距離延長。やはりこの馬はダービーでも距離が課題となりそうです。
そしてダービーといえば最重要トライアルの青葉賞。今年はこの青葉賞がなかなかの好メンバーとなりました。
しかし、その青葉賞を勝ったのはゴーフォザサミット。距離が延びたことで持ち味が生きた可能性もありますがこの馬は春の一連のレースで皐月賞組相手に完敗が続いた馬。
そう考えると今年の青葉賞はさほどレベルの高いレースではなかったと言えそう。今年の日本ダービーは素直に皐月賞組とダノンプレミアムを中心に考えるのが無難かもしれません。
◇日本ダービー、有力馬追い切り情報
◇ダノンプレミアム
【最終追い切り】
05/23：栗東ＣＷ(良)
6F：87.3-69.2-52.4-37.6-11.0(川田/馬なり)
◇ブラストワンピース
【最終追い切り】
05/23：美浦南Ｗ(良)
5F：67.3-51.2-36.7-12.2(池添/直強め)
※外カルヴァリオと1Ｆ併せで0.2秒先着
◇ジェネラーレウーノ
【最終追い切り】
05/23：美浦南Ｗ(良)
4F：51.9-37.3-12.3(助手/仕掛け)
※外ホリデーモードを1Fで0.2秒先着
他の有力馬の追い切りはこちらに掲載しています。
◆【日本ダービー 2018 分析】最終追い切り情報など
