◇先週末は日米で2冠馬が誕生!

今年の牝馬クラシック第2戦オークスは1番人気のアーモンドアイが人気に応えて圧勝!これで桜花賞に続く2冠を達成。秋の秋華賞での3冠達成に王手をかけました。

アーモンドアイは後方からレースを進めた桜花賞とは一転、オークスでは6番手の好位からの競馬。それでも上がりは桜花賞と同じ33.2秒で勝ちタイムは2:23.8。

これはジェンティルドンナが持つレースレコードである2:23.6とほぼ同水準の時計。上がりだけならジェンティルドンナを上回っており、今後がますます楽しみになる完璧な内容の競馬でした。

今回のような競馬が出来たことで京都の小回りで行われる秋の秋華賞も不安は減り、3冠達成がいよいよ現実味を帯びてきました。あとはケガなく無事に秋を迎えてほしいです。

◇アメリカではジャスティファイが2冠!

そしてアメリカではクラシック第2戦となるプリークネスSが行われ、ジャスティファイが優勝!クラシック初戦のケンタッキーダービーに続き、5戦5勝で2冠を達成。

6月9日に行われる3冠最終戦となるベルモントSで、77年シアトルスルー以来、史上2頭目の無敗3冠を狙う。

◇ラッキーライラックは凱旋門賞挑戦白紙

オークスで3着に敗れたラッキーライラックは登録のある凱旋門賞挑戦の白紙が濃厚。秋は秋華賞での巻き返しを目指すことが濃厚となりました。

秋華賞は京都内回りの2000m。この馬の先行力を存分に生かせる舞台なのでオークスより積極的な競馬を期待したいところです。