12月16日(日)に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス2018(GI)。
かつてはこのレースが2歳馬王者を決める一戦したが昨年、ホープフルSがGIに昇格。
朝日杯FSとホープフルS、2歳GIが2つできたことで朝日杯の位置づけが難しくなりつつあります。
阪神競馬場に舞台を移して今年で5回目。
今年はミスエルテ以来となる牝馬のグランアレグリアの参戦が話題となりそうです。
牡馬VS牝馬、今年の朝日杯FSはどんな結末となるのでしょうか。
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◇朝日杯フューチュリティS2018(GI、芝1,600m、阪神)出走予定馬(枠順)
1-1 クリノガウディー 55.0 藤岡佑
2-2 グランアレグリア 54.0 C・ルメール
2-3 アスターペガサス 55.0 福永
3-4 ドゴール 55.0 津村明
3-5 マイネルサーパス 55.0 丹内
4-6 アドマイヤマーズ 55.0 M・デムーロ
4-7 ソルトイブキ 55.0 四位
5-8 ディープダイバー 55.0 川田
5-9 イッツクール 55.0 松田大
6-10 ヒラソール 55.0 岩田
6-11 ケイデンスコール 55.0 C・デムーロ
7-12 コパノマーティン 55.0 坂井
7-13 ニホンピロヘンソン 55.0 浜中
8-14 ファンタジスト 55.0 武豊
8-15 エメラルファイト 55.0 W・ビュイック
朝日杯フューチュリティステークスと言えばかつては2歳チャンピオン決定戦でしたが、昨年からホープフルSがGIに昇格したため、ローテーションが分散。直前までなかなか出走予定馬が読めなくなりつつあります。
そんな中、今年は牝馬のグランアレグリアが38年ぶりとなる牝馬Vを目指し、朝日杯FSへ参戦。16年にも無敗牝馬ミスエルテが朝日杯FSに参戦しましたがそれ以来となる牝馬の出走となります。ミスエルテは1番人気に支持されるなど話題となりましたが今年のグランアレグリアはその時以上の話題となりそうです。
グランアレグリアは新馬戦で先週の阪神JFを制したダノンファンタジーに2馬身差をつける快勝!2戦目のサウジRCでも牡馬相手に道中終始カカリ気味ながらも直線楽々抜け出しここまで無傷の2連勝中!
まだまだ走りは粗削りで底を見せておらず、この先どこまで強くなるのか楽しみになる競馬を見せてくれています。ただ、一方で有り余るスピードを抑え切れない面が見られ、折り合いに不安を残す点は今回も懸念材料。
ここでもペースが落ち着いた場合などに折り合いを欠く心配はありそうです。阪神+右回りも初となりますが広くて直線の長いコースなので、その点はあまり心配はいらないでしょう。
主戦のルメール騎手が香港国際競走に遠征したため、阪神JFではなく、翌週の朝日杯FSへ回ってきたグランアレグリア。
同厩舎のシェーングランツが阪神JFに向かったため、使い分けたとも考えられますが、騎手の都合で出走レースが変更になるのは珍しい事。それでも陣営がこのレースを選んだということは牡馬相手のGIでも十分にやれる自信があるのでしょう。
ここもアッサリ通過すれば来年の牝馬クラシック最有力候補に躍り出ることは間違いなし。80年のテンモン以来38年ぶりの牝馬優勝を目指すこのレース。牡馬相手にどのようなレースを見せてくれるのか楽しみです。
アドマイヤマーズは前走のデイリー杯2歳Sも快勝しデビューから無傷の3連勝。レースでは自らがハナを切るという予想外の展開となりましたがマイペースの逃げから後続をシャットアウト。改めて地力の高さを見せてくれました。
前走で初の右回りもあっさり克服し現状では課題らしい課題も見当たらないこの馬。阪神コースは初となりますがじっくり乗れる外回りコースはこの馬にはぴったりでしょう。
あとは大物牝馬との呼び声高いグランアレグリアとの力関係がどうなのか。この2頭の対決が今年の朝日杯FSの一番の見どころとなる事は間違いありません。
今年通算4,000勝を達成した武豊騎手。その武豊騎手がまだ勝ったことがないGIとして知られているのがこの朝日杯FS。悲願の朝日杯FSを目指し、今年武豊騎手がコンビを組むのがファンタジストです。
ファンタジストはここまで3戦3勝。前走の京王杯2歳Sはスローペースの中、うまく内を突きアウィルアウェイとの叩き合いをハナ差制し、重賞2勝目を上げました。
今回はさらに距離が延びるマイルへの対応がポイントのひとつとなりそう。血統面からはマイル戦も問題ないとは思うのですが。。。
前走からさらに相手が強化される今回。厳しい戦いが予想されますが、武豊騎手は今年こそこの馬で悲願の朝日杯制覇を果たすことができるでしょうか!?