5月29日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(東京優駿)2016。
今年の3歳馬の頂点を決める競馬の祭典です。

毎年盛り上がりを見せる日本ダービーですが、
2016年の今年は空前のハイレベルと言われる3歳牡馬クラシック戦線。
それだけに例年以上に好メンバーが集まり、注目が集まる日本ダービーとなりそうです。

1冠目の皐月賞では戦前の3強ムードを覆し伏兵のディーマジェスティが優勝。
ダービーでは3強の巻き返しがあるのか、ディーマジェスティが2冠を達成するのか。
好メンバーが揃うだけに今年のダービーは激戦となりそうです。

日本ダービー2016の枠順(出走馬)は以下の通り。
◆2016/5/29 日本ダービー2016 出走馬&騎手

1-1 ディーマジェスティ 蛯名
1-2 マイネルハニー 柴田大

2-3 マカヒキ 川田将
2-4 レインボーライン 福永

3-5 エアスピネル 武豊
3-6 アグネスフォルテ 松山弘

4-7 ロードクエスト 岩田
4-8 サトノダイヤモンド ルメール

5-9 マウントロブソン T・ベリー
5-10 スマートオーディン 戸崎

6-11 アジュールローズ ボウマン
6-12 リオンディーズ M・デムーロ

7-13 レッドエルディスト 四位
7-14 ヴァンキッシュラン 内田博
7-15 イモータル 石川

8-16 ブレイブスマッシュ 横山典
8-17 プロフェット 浜中
8-18 プロディガルサン 田辺

皐月賞時の3強にディーマジェスティを加えた4頭が人気の中心となりそう。
皐月賞時には伏兵扱いだったディーマジェスティが今回どこまで人気になるのかは注目。
今回も4番人気くらいなら東京でも実績があるので面白い存在となりそう。
このところダービーで縁起のいい1枠に入ったのはプラスになりそうだ。

当初からダービーを目標にしていたサトノダイヤモンドは今回目一の仕上げで来るはず。
ただ、皐月賞は完敗とも言える内容でどこまで上積みがあるのか。
枠順は文句ない8番。
あとはGI未勝利のオーナーの運次第か(笑)。

マカヒキも距離が延びて歓迎というタイプではなく距離に不安あり。
最近大一番ではまったく乗れていない川田騎手が引き続き鞍上というのもちょっと心配です。
皐月賞の後、川田騎手はダービーで逆転できると強気でしたが、
4角でディーマジェスティに一気に離されたのは気になります。
2枠3番からどういう競馬を見せるか。
スタートで後手を踏み、大外一気の競馬では届かい可能性も。
中山ですごい脚を見せた馬が東京で案外というのは良くある傾向です。

皐月賞では暴走気味に先行し自滅したリオンディーズ。
今回はその皐月賞よりもさらに距離が延びるだけにとにかく折り合いがポイントになりそう。
この馬に関しては他馬というよりは自分との闘いとなりそうです。

ただ、そこは百戦錬磨のデムーロ騎手。
今度は東京コースですしゆっくりゲートを出してじっくり乗るはず。
折り合いさえつけばこの馬の能力が一番の気もします。
マイネルハニーが内枠を引き、この馬が引っ張る展開になりそうなのはプラス。
今回は無理に出していくことはなく、12番からどこかで内に入れたいところ。

別路線組では青葉賞を快勝したヴァンキッシュラン。
ただこのローテーションはダービーでは2着が最高。
枠も14番とやや外になってしまったのはプラスとは言えないでしょう。
そしてこの馬、馬名がいつもの違うので気付かなかったんですがあのトーセンでお馴染みの島川オーナー所有馬。
このオーナーもクラシックとは縁が薄いだけに今回も頑張って2着のような。。。

あとは毎日杯、京都新聞杯を勝ったスマートオーディン。
毎日杯→京都新聞杯のローテはあのキズナなどと同じローテ。
着差以上に京都新聞杯は楽勝でしたがそれほどインパクトもなかったのもまた事実。
4つのコーナーと距離に目途がついた収穫はありましたが、
今年のダービーで勝ち負けするのは???って感じでしょうか。