今週、東京競馬場で行われるオークス2016。
牝馬クラシックの第2戦となるオークスですが、桜花賞馬のジュエラーが骨折、メジャーエンブレムはNHKマイルCに出走。

この2頭が回避したため、今年のオークスはここにきて一気に混戦模様。
桜花賞2着のシンハライトが中心になりそうですが、
どの馬にとっても未知の距離となるレースだけに一波乱ありそうなメンバーとなりそうです。

◇オークス(優駿牝馬)2016の出走予定馬&騎手は以下の通り。
※騎乗騎手はわかり次第随時追加していきます。
【フルゲート18頭】

【優先出走権】
アウェイク 吉田豊
アットザシーサイド 福永
ジェラシー 横山典
シンハライト 池添
チェッキーノ 戸崎
フロムマイハート 石橋脩

【賞金順】
ウインファビラス 松岡正
エンジェルフェイス ルメール
デンコウアンジュ 川田
ゲッカコウ 柴田大
レッドアヴァンセ 田辺

ロッテンマイヤー T・ベリー
ダイワドレッサー 三浦
フロンテアクイーン 蛯名

【抽選対象 4/5】
アドマイヤリード 岩田
キンショーユキヒメ 松山
ダンツペンダント 古川吉
ビッシュ M・デムーロ
ペプチドサプル 四位

【除外対象馬】
アオイプリンセス
クィーンズベスト
サクレディーヴァ
ネオヴェルザンディ
ハマヒルガオ

桜花賞馬ジュエラーの骨折リタイア、メジャーエンブレムはNHKマイルCへ出走と、
桜花賞前とは状況が一変した今年のオークス戦線。

そんな中で中心となりそうなのが桜花賞2着のシンハライト。
桜花賞ではわずか2センチの差でジュエラーに惜敗。
そのジュエラー不在となればここは力が入る一戦。
鞍上の池添騎手も今年の春のGIシリーズで2着が3回。
ここは何としても勝ちたいところでしょう。

ライバルとなりそうなのが桜花賞3着のアットザシーサイドとフローラSの勝ち馬チェッキーノ。
特にチェッキーノはオークス前哨戦を好時計で快勝。
血統背景からみても400mの距離延長も問題なさそう。
このメンバーなら桜花賞組と比較しても引けをとらないでしょう。

アットザシーサイドは末脚が魅力。
距離に関しては未知数ではありますがそこは牝馬GIに強い福永騎手。
この春のGIでは好騎乗が光る福永騎手ですからここも末脚に賭け、一発を狙ってくるでしょう。

そしてオークスで忘れてはならないのが逃げ・先行馬。
2400mという未知の距離で行われることから
各馬が折り合いに専念しペースが落ち着くことが多いオークス。
穴馬を狙うなら逃げ・先行勢から選ぶのがセオリー。

今年該当しそうなのがエンジェルフェイスとロッテンマイヤー。
ルメール騎乗でそこまで穴にはならないでしょうが、
エンジェルフェイスの先行力はこのメンバーなら十分通用しそう。
オークス一本に絞ったローテーションで大駆けがあってもおかしくありません。

ロッテンマイヤーもT・ベリー騎手で怖い存在。
オークスと相性のいい忘れな草賞勝ち馬なのも気になるところです。