6月5日(日)に東京競馬場で行われる安田記念2016(GI)。
安田記念はその年の春のマイル王を決める一戦。
2016年はどの馬が安田記念を制し春のマイル王に輝くのでしょうか。
今年は香港帰りのモーリスとドバイ帰りのリアルスティールが安田記念で激突。
ともに海外のGIを制しての凱旋レース。
他にも海外からの参戦、伏兵が揃っており少頭数ながらも見ごたえのあるレースとなりそうです。
今年の安田記念に出走する12頭は以下の通り。
◆2016/6/5 安田記念出走馬&騎手
【外国馬】
・コンテントメント B・プレブル
・モーリス T・ベリー
・リアルスティール 福永
・イスラボニータ 蛯名
・フィエロ C・ルメール
・ダノンシャーク 岩田
・ディサイファ 武豊
・サトノアラジン 川田
・ロゴタイプ 田辺
・クラレント 小牧
・レッドアリオン 川須
・ロサギガンティア M・デムーロ
注目のモーリスは東京競馬場に入り着地検疫。
今回はそのまま東京競馬賞に残り調整して安田記念に出走。
当初は五分の確率で出走とのことでしたが出てくるからにはそれなりに仕上がっているんでしょう。
絶好調とはいかないまでもこのメンバーなら普通の状態なら十分勝ち負けでしょう。
今回の鞍上はT・ベリー騎手。
乗り難しい馬ではないのでこの乗り替わりはさほど心配はなさそうです。
一方のリアルスティールは初のマイル戦がカギとなりそう。
共同通信杯勝ちもあり、直線の長い東京コースなのでさほど心配はないとは思いますが、
マイル特有の厳しい流れになった場合に多少の不安はあります。
最近の東京競馬場は高速馬場。
1分32秒前半や31秒台の決着になるとスピード負けすることはありそうです。
あとは福永騎手がどのような騎乗を見せるのか。
リアルスティールとのコンビではこれまで取りこぼしが多く、結果を出せていませんから注目です。
伏兵陣では今回はルメール騎手が手綱を取るフィエロ。
共同通信杯勝ちのあるイスラボニータがどれくらいやれるか。
京王杯SCを好時計で勝ち、ダービー制覇で勢いに乗る川田騎手騎乗のサトノアラジンも時計勝負になれば浮上しそう。
海外からは香港のコンテントメントが参戦。
前走のチャンピオンズマイルではモーリスの2着。
ただモーリスとの勝負付けは済んだ感もあり、
しかもで東京コースで高速決着になった際どうなのか不安は残ります。
いずれにしろモーリスがそれなりの体調で出てくれば頭1つ力が抜けた存在となるのは間違いなさそうです。