アメリカの競馬の祭典であるブリーダーズカップ。
今年は日本からヌーヴォレコルトがBCフィリー&メアターフに参戦します。

それに加え今年のBCフィリー&メアターフは日本からも馬券が買えます。
凱旋門賞に続く海外競馬投票の第2弾としてメルボルンカップと共に投票が実施されることが決まりました。
これまではあまり注目度が高いとは言えないブリーダーズカップですが今年はそれなりに盛り上がりそうです。

今年のBCフィリー&メアターフは13頭立て。
ヌーヴォレコルトは13番ゲートにきまりました。

BCフィリー&メアターフの出走予定馬は以下の通り。

◇ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(GI、芝2000m、サンタアニタパーク競馬場)
※発走時刻:日本時間11月6日(日)午前4時43分(現地時間5日12時43分)の予定。
※馬番とゲート番号は同じ

1.シーカリシ 牝4 56 F.ジェルー
2.キャッチアグリンプス 牝3 54.5 J.カステリャーノ
3.セブンスヘブン 牝3 54.5 R.ムーア
4.アベンジ 牝4 56 F.プラ
5.アルズギャル 牝5 56 J.オルティス
6.ジペッサ 牝4 56 J.ブラーヴォ
7.センティエロイタリア 牝4 56 J.ロザリオ
8.レディイーライ 牝4 56 I.オルティスJr
9.ライアンズチャーム 牝6 56 R.ベハラーノ
10.キットキャット 牝4 56 G.ウジョア
11.クイーンズトラスト 牝3 54.5 L.デットーリ
12.プリティパーフェクト 牝3 54.5 S.ヘファナン
13.ヌーヴォレコルト 牝5 56 武豊

また海外ブックメーカーではオッズが公開中。
日本のヌーヴォレコルトもしっかりと掲載されています。

現時点でのヌーヴォレコルトの事前オッズは以下のような人気になっています。
※オッズは大手ブックメーカー、ウィリアムヒルのものを参照
※10月27日現在のオッズ

レディイーライ 3.50

セブンスヘヴン 5.00

シーカリシ 7.50

クイーンズトラスト 9.00

アルズギャル 13.00

キャッチアグリンプス 13.00

ヌーヴォレコルト 13.00

センティエロイタリア 15.00

アベンジ 17.00

プリティパーフェクト 17.00

ジペッサ 21.00

キットキャット 41.00

ライアンズチャーム 41.00

ヌーヴォレコルトの人気は徐々に上がってきました。
一時期は最低人気だったんですけどね。

それでもまだまだ完全に伏兵扱いのようです。

昨年の香港カップの2着などは評価されていないようです。
サンタアニタ競馬場は1周が1400mの小回りコース。

しかも高速馬場といいますから先行力が大切になります。
その点、ヌーヴォレコルトは先行力もあるのでうまく流れに乗れればチャンスはありそうです。

ただ、ゲートが大外の13番。
外外を回っては厳しく、ここから如何に内に入れるかスタートがカギを握りそうです。

前走のフラワーボウルSを快勝したレディーイライが現時点で1番人気。
ここまで8戦7勝、2着1回の成績ですから順当なところでしょう。

この馬がヌーヴォレコルトにとっては一番のライバルになることは間違いありません。

オブライエン厩舎からはセブンスヘヴン。
愛オークス、ヨークシャーオークスと連勝中でしたが前走のブリティッシュチャンピオンズフィリーズアンドメアーズSは5着。

GI・3連勝はなりませんでした。
エリザベス女王杯やジャパンカップにも登録がありましたがBCフィリ―&メアターフに出走してきました。

欧州勢の中ではこの馬が実績&実力ともにナンバーワン。
そして鞍上はもちろんR・ムーア騎手です。

先ほども書いたように今年のBCフィリー&メアターフは日本からも馬券が買えるようになります。
凱旋門賞と同じく、オッズはJRAが算出する日本独自のオッズになります。

BCフィリー&メアターフの馬券はインターネット投票(A-PAT会員、即PAT)限定で発売。
ただ、日本から馬券が買えるのはBCフィリー&メアターフのみ。

BCターフやBCクラシックの馬券は買えないのはちょっと残念です。。。

馬券は枠連を除く7式別が発売されます。
※単勝、複勝、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単

馬券は11月5日(土)19:30から発売開始。
発走時刻(日本時間11月6日(日)4:43予定)の4分前が発売締め切りとなります。
※ウインズや競馬場での現金販売はありません。

気になるBCフィリー&メアターフのテレビ中継ですがBSでグリーンチャンネルが生放送。
放送は2部構成でどちらもノースクランブル(無料)放送で行われます。

馬券は買えませんがBCターフも中継してくれるようです。
※BCクラシックの放送はないようです。。。

【放送日時】
11月6日(日)

【1】2016 ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ中継 4:00~5:30
【2】2016 ブリーダーズカップ ターフ中継 8:00~9:00

◇グリーンチャンネル『2016ブリーダーズカップ中継』

【出演者】
進行:大澤幹朗、色紙千尋
現地解説:合田直弘
現地実況:小塚歩

BSが観られないという方、ブリーダーズカップを全レース観たいという方にはネットがあります。
ネットでの視聴は以下のサイトがオススメです。

◇ニコニコ動画のコミュニティ
【海外競馬中継】
※ニコニコ動画(生放送)で“海外競馬中継”と検索

プレミア会員(有料)の方なら回線が混雑した場合でも普通に観られます。
ニコニコ動画の会員の方は試してみてください。

海外競馬の重賞を毎週のように放送しているので海外競馬の勉強にもなりますよ。

【今週の危険馬】
1.シーカリシ
13.ヌーヴォレコルト

今年のBCフィリー&メアターフは8.レディイーライと3.セブンスヘブンの一騎打ちムード。
この2頭に人気が集まっています。

本命は3.セブンスヘブンにしました。
お馴染みオブライエン厩舎の所属馬。

鞍上はあのR・ムーアです。
今年のヨークシャーオークスではのちの凱旋門賞馬となるファウンドにも勝利。

高速馬場にも適性があり、内枠も味方しそうです。

対抗には11.クイーンズトラスト。
なかなか勝ち切れない馬ですが成績は大崩れがなく安定。

今回はL・デットーリを鞍上に迎えているのも魅力。
前走の英チャンピオンズF&Mでは3着もセブンスヘブンには先着。

この中に入ってもイイ勝負になるとみました。

3番手に地元アメリカの8.レディイーライ。
ここまで8戦7勝2着1回という断然の成績。

しかも敗れた1戦も1年以上の休み明けですからまさに強いの一言。
前走もしっかり勝利してこの本番を迎えます。

あとは欧州勢との力関係がどうかだけであっさりこの馬が勝ってもおかしくありません。

◎ 3.セブンスヘブン
○ 11.クイーンズトラスト
▲ 8.レディイーライ