4月30日(日)に香港・シャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世カップ(香GI)。
日本では天皇賞春が行われる日ですが香港でもGIが開催。
昨年はラブリーデイ(4着)、ステファノス(6着)、サトノクラウン(12着)と3頭の日本馬が参戦。
今年は日本からネオリアリズムが参戦します。
02年、03年はエイシンプレストンが連覇。
12年にはルーラーシップが勝っている日本馬にも相性のいいレース。
加えて今年はクイーンエリザベス2世カップの馬券が日本でも発売されます。
馬券的にも今年のレースは盛り上がりそうですね。
◇クイーンエリザベス2世カップ 2017(GI、3歳上、芝・右2000m、香シャティン)出走予定馬(枠順)
※発走予定時刻:17:35(現地時間:16:35)
※優勝賞金1140万香港ドル=約1億6070万円
※左からゲート番、馬番
1-3 デザインズオンローム(セン7歳、香)
2-1 ワーザー(セン5歳、香)
3-8 パキスタンスター(セン4歳、香)
4-7 ディクトン(牡4歳、仏)
5-6 ザユナイテッドステイツ(牡7歳、豪)
6-5 ネオリアリズム(牡6歳、日) J・モレイラ
7-4 ブレイジングスピード(セン8歳、香)
8-2 シークレットウェポン(セン7歳、香)
香港のGIではありますが今年は8頭立てと少頭数(フルゲートは14頭)。
GIとしてはちょっと寂しい頭数です。
ヤマカツエース、ステファノスにも招待状が届いていましたがネオリアリズムだけが招待を受諾。
大阪杯に出走した2頭は回避が決まり、昨年は3頭の日本馬が出走したこのレースですが今年は日本馬は1頭だけとなりました。
ネオリアリズムは前走の中山記念でのちにドバイターフを勝つヴィブロスなどをシャットアウト。
札幌記念以来となる重賞2勝目を上げました。
その札幌記念ではあのモーリスを完封。
なかなかの大物食いぶりを発揮しています。
札幌記念勝ちを見てもシャティン競馬場の2000mは合いそう。
モレイラ騎手を鞍上に迎え、自慢の先行力でGI初制覇を目指します。
ワーザーは昨年のこのレースの覇者。
道悪になったレースでしたが後続を突き放す圧勝でした。
今年はドバイターフへの出走も噂されましたがこのレースの連覇を目指してきました。
前走の香港ゴールドCをしっかり勝利し調子は上向き。
この馬がネオリアリズムにとっては一番のライバルとなりそうです。
香港勢は他にもシークレットウェポン、デザインズオンローム、ブレイジングスピードといった古豪がスタンバイ。
ただ、いずれの馬もすでにピークを過ぎた感はあります。
欧州勢は16年仏ダービー2着のディクトンが出走。
芝といえば欧州馬、生きのいい4歳馬ですから一発があるならこの馬か。
当初は出走予定だったムブタヒージですが結局回避。
ドバイワールドカップでは昨年2着、今年は4着というはダートの強豪馬。
今回は14年10月以来の芝挑戦と話題性はあったのですが。。。
芝での実績はなく2戦してどちらも着外ですから適性が考慮されたのでしょうか。
そして今年のクイーンエリザベス2世カップは馬券発売が決定。
馬券はこれまでの海外レースと同様インターネット投票限定での発売。
※「A-PAT会員」および「即PAT会員」が対象。
発売開始時刻:4月30日(日)10時。
発売締切時刻:発走予定時刻17時35分(現地時間16時35分)の4分前まで。
発売券種:「単勝」「複勝」「ワイド」「馬連」「馬単」「3連複」「3連単」の7式別。
オッズは日本国内独自のオッズとなります。
また、レースの模様はグリーンチャンネルが生中継する予定。
無料放送なのでBSが見られる環境にある方はテレビでレースが御覧頂けます。
○グリーンチャンネル:「2017クイーンエリザベスII世カップ中継」
放送日時:4月30日(日)17:00~18:15(予定)