今週の日曜京都メインはマイルチャンピオンシップ2017(GI)。
京都競馬場で行われる秋のマイル王決定戦です。

8週連続で続く秋のGIシリーズの第2弾!!!
京都でのGI開催はこのレースが今年最後となります。

春の安田記念はサトノアラジンが制したものの依然として混戦が続くマイル路線。
今年も絶対的な本命馬不在のままレースが行われます。

フルゲート18頭立てとなった今年のマイルCS。
今年はどのようなレースになるのでしょうか。

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◇マイルチャンピオンシップ2016(GI、芝1600m、京都) 結果

1着 16.ミッキーアイル
2着 8.イスラボニータ
3着 × 15.ネオリアリズム
4着 4.ダノンシャーク
5着 ○ 2.サトノアラジン
・・・・・・・・・・・・・・・・
7着 × 17.ガリバルディ
8着 △ 10.マジックタイム
9着 ◎ 4.ロードクエスト
16着 ▲ 5.ヤングマンパワー

◇払戻金
単勝 16 590円 3番人気
馬単 16-8 3,390円 9番人気
3連複 8-15-16 8,360円 27番人気
3連単 16-8-15 40,290円 118番人気

昨年はミッキーアイルが見事な粘り腰を見せて優勝。
皐月賞以来となるGI制覇を狙ったイスラボニータを何とかしのぎました。

私はというと今やその存在も忘れかけられているロードクエストを本命にして惨敗。
何故この馬を本命にしているのかは今となってはその記憶もありません。。。

ヤングマンパワーは今年の安田記念でも印を打ちましたが惨敗。
昨年のマイルCSでも重い印を打って惨敗。。。

今年も出てきたらどうしたらいいでしょうか(笑)。

◇マイルチャンピオンシップ 2017(GI、芝1600m、京都)の出走予定馬(枠順)!

1-1 ブラックムーン 57.0 A・アッゼニ
1-2 アメリカズカップ 56.0 松山弘

2-3 ヤングマンパワー 57.0 石橋脩
2-4 サングレーザー 56.0 福永

3-5 サトノアラジン 57.0 川田
3-6 ダノンメジャー 57.0 北村友

4-7 レッドファルクス 57.0 C・デムーロ
4-8 マルターズアポジー 57.0 武士沢

5-9 レーヌミノル 54.0 和田
5-10 クルーガー 57.0 A・シュタルケ

6-11 エアスピネル 57.0 R・ムーア
6-12 イスラボニータ 57.0 C・ルメール

7-13 グランシルク 57.0 田辺
7-14 ガリバルディ 57.0 岩田
7-15 ムーンクレスト 57.0 藤岡佑

8-16 ウインガニオン 57.0 津村明
8-17 ジョーストリクトリ 56.0 武豊
8-18 ペルシアンナイト 56.0 M・デムーロ

17日、マイルCSの枠順が確定!

できれば外枠が欲しかったサトノアラジンですが希望叶わず3枠5番。
この枠からいかに揉まれず競馬をするか、川田騎手の手綱さばきに注目が集まります。

ムーア騎手に乗り替わったエアスピネルは6枠11番。
この枠なら特に有利不利はなさそう。

目下GIで絶好調のMデムーロ騎手が乗るペルシアンナイトは大外18番。
京都マイルはコーナーまで距離があるのでそこまで不利ではありませんがそれでも大外。

距離損は免れず、この枠からデムーロ騎手がどう乗るのかは見もの。

3年連続のマイルCS挑戦となるイスラボニータは6枠12番。
この枠ならスムーズ競馬ができそうで後入れの偶数枠なのも良さそう。

スプリント、マイルの2階級制覇を狙うレッドファルクス。
4枠7番なら距離損もなくいいところを引いたと言えるでしょう。

そして枠順以上に気になるのが馬場状態。
土曜日は雨が降り、馬場状態は重。

日曜日は重でレースがスタートしましたが現時点で稍重まで回復。
今後レースまでに馬場状態がどこまで回復するのか。

このペースなら良馬場まで回復しそうですがそれでもパンパンの良までとはいかないでしょう。
何とも悩ましい馬場状態なので馬場の見極めはレース直前まで行ったほうが良さそうです。

安田記念で悲願のGI制覇を果たしたサトノアラジン。
7度目のGI挑戦でやっとの勝利となりました。

秋は毎日王冠から天皇賞へ挑戦するローテが組まれ毎日王冠は2着も天皇賞秋はシンガリ負け。
果敢に天皇賞に挑みましたが不良馬場にも泣かされ結果は出ませんでした。

天皇賞ではスタートから終始後方、最後の直線でも川田騎手はほとんど追わずに流してのゴール。
次のマイルCSを考えて無理はしなかったのでしょう。

今後はマイルCSから香港マイルへ。
馬場さえ良ければ京都の高速馬場はこの馬には持って来いの舞台。

天皇賞ではレースをしていないだけに前走の疲れもなさそう。

正直5番枠が心配ではありますが、良馬場ならここでも好勝負になるでしょう。
今回は得意のマイル戦、マイルGI春秋連覇がなるかその走りに注目しましょう!

1番人気に推された安田記念で8着に敗れたイスラボニータ。
直線で進路がなくなるなど消化不良のレースとなりました。

皐月賞を最後にGIからは見放されているこの馬。
昨年のこのレースでもあと一歩のところまで行きながら2着でした。

今秋も富士Sから始動し2着。
道悪の中最後にしっかり追い込んできた内容は次につながるものでした。

今年でマイルCSは3年連続の参戦。
過去3着⇒2着と来ているので今年こそ3度目の正直となるでしょうか。

春の大目標にしていた安田記念では5着だったエアスピネル。
直線で内をついたものの、前が壁になり足を余す形となってしまいました。

春はマイル路線を使われていたエアスピネル。
夏は札幌記念にも出走しましたが結果が出なかったため秋もマイル路線へ。

秋初戦の富士Sは道悪の恩恵もあり快勝!
京都金杯以来となる重賞勝ちをおさめました。

もともと京都が得意な馬で京都で行われるマイルGIはまさに絶好の舞台。
ただ瞬発力勝負になると分が悪いだけにできれば本番でも一雨欲しいところ。

そして陣営はここにきて武豊騎手からR・ムーア騎手への乗り替わりを発表。
ケガの不安が残る武豊騎手から万全を期してムーア騎手へチェンジ。

悲願のGI制覇に向けて陣営の気合の入りようが伝わってくる乗り替わりと言えそう。
世界のムーアを背に悲願のGI制覇となるでしょうか。

レッドファルクスはスプリンターズSで連覇を達成!
休み明けにも関わらず見事な走りで地力の違いを見せました。

次走が注目されていましたがマイルCSへの参戦が決定。
安田記念に続き、再度マイル戦に挑戦することとなりました。

安田記念でも最後に猛烈な追い込みを見せ3着。
あの走りを見る限りはマイルでも大丈夫そう。

今回はM・デムーロ騎手がペルシアンナイトに乗るため弟のC・デムーロ騎手に乗り替わり。
極端に時計が速くなった際に不安はありますがここでも好勝負になりそうです。

グランシルクは京成杯AHで悲願の重賞制覇。
これまで勝ち切れなかったことが嘘のような快勝でした。

富士Sではまったく見せ場がありませんでしたが不良馬場だったので結果は度返ししても良さそう。
マイルCSは陣営が秋の最大目標としていたレース。

前走の内容から人気が急落すれば穴馬として面白い存在になりそう。
相手は一気に強化されますがGIでどこまでやれるか。

アドマイヤリードはエリザベス女王杯へは向かわずマイルCSへ。
復帰戦となった府中牝馬Sは3着でしたが直線スムーズな競馬ができなかったもの。

56キロでの内容を考えれば悲観する内容ではありませんでした。
今度は歴戦の牡馬が相手になりますが斤量面の恩恵を生かせれば。。。

京都の外回りはこの馬に合いそうです。

今年の桜花賞馬レーヌミノルは秋華賞14着。
やはりこの馬に2000mは長かったようです。

今回は桜花賞と同じマイル戦。
距離短縮は間違いなくプラスでしょう。

今回は秋のGIで波乱を演出している和田騎手が騎乗。
古馬との斤量差も魅力で和田騎手+この馬本来のスピードを生かせば。。。

ペルシアンナイトは富士Sで5着。
2番人気に推されていましたが人気を裏切る結果となりました。

ただレース当日は不良馬場。
道悪は得意ではない馬なだけにむしろ健闘したとも言えそうです。

馬場さえ悪化しなければここでも十分に戦える馬。
しかも鞍上は目下GI騎乗機会9連続3着以内のM・デムーロ騎手。

M・デムーロ騎手がこの馬を選択した点も注目したいところ。
デムーロ騎手で過剰人気になる可能性もありますが十分に勝機はありそうです。

登録のあるネオリアリズムは香港Cの招待を受諾し次走は香港。
マイルCSは回避が決定。

距離適性を考えてもそのほうが正解でしょう。

グレーターロンドンは登録すらなかったのはちょっと意外。
こちらも次走は香港と言うことでしょう。

最近はあまり外国馬の出走がないマイルCS。
今年は今年のセントジェームズパレスS勝ち馬バーニーロイ、
今年GI3勝のリブチェスター、オブライエン厩舎から11頭など16頭が登録してきましたが結局全頭辞退。

今年も外国馬の出走はありません。

アメリカのBCマイルと香港マイルの間に挟まれる格好のマイルCS。
日程を変更しない限りは今後も外国馬の出走は期待できそうにないですね。

◇マイルCS、有力馬追い切り情報

◇サトノアラジン
【最終追い切り】
11/15:栗東CW(稍)5F:66.7-51.3-37.9-11.8(川田/一杯)
中スプマンテと4F併せで併入
外プロフェットと3F併せで0.7秒先着

【1週前追い切り】
11/12:栗東坂路(良)4F:55.5-39.7-25.5-12.5(助手/馬なり)

◇イスラボニータ
【最終追い切り】
11/15:美浦南W(稍)5F:67.3-53.3-38.5-12.4(ルメール/馬なり)
外ヤマニンリュウセイと1F併せで併入

【1週前追い切り】
11/8:美浦南W(良)6F:80.4-64.7-50.5-37.4-12.5(助手/馬なり)
中ディバインコードと1F併せで併入
外エトナと1F併せで0.8秒先着

◇エアスピネル
【最終追い切り】
11/15:栗東坂路(稍)4F:51.3-37.5-24.7-12.3(助手/一杯)
外ロードアルペジオと併せて0.3秒先着

【1週前追い切り】
11/8:栗東坂路(良)4F:53.5-38.6-25.1-12.4(助手/一杯)
外レッドリーガルと併せて0.2秒先着

◇レッドファルクス
【最終追い切り】
11/15:美浦南D(稍)5F:67.8-51.9-37.8-12.0(Cデムーロ/強め)
内リミットブレイクと1F併せで0.8秒先着

【1週前追い切り】
11/8:美浦南W(良)5F:66.1-51.6-37.3-12.6(蓑島/馬なり)
内リミットブレイクと1F併せで併入

◇ペルシアンナイト
【最終追い切り】
11/15:栗東CW(稍)6F:84.6-67.7-51.8-38.4-12.0(Mデムーロ/馬なり)
外シロニイと1F併せで併入

【1週前追い切り】
11/9:栗東CW(良)6F:81.3-65.7-51.2-37.4-11.6(水口/G一杯)
外プロフェットと1F併せで0.1秒先着

◇レーヌミノル
【最終追い切り】
11/15:栗東CW(稍)6F:81.4-65.3-50.1-36.9-12.4(和田/一杯)

【1週前追い切り】
11/8:栗東CW(良)6F:81.7-65.2-50.4-37.6-11.7(和田/一杯)
内ムーンクレストと3F併せで0.1秒先着

◇グランシルク
【最終追い切り】
11/15:美浦南W(稍)5F:67.9-52.8-38.8-12.3(田辺/馬なり)
内クロフネフリートと1F併せで0.4秒先着

【1週前追い切り】
11/8:美浦南W(良)5F:67.0-52.5-38.6-12.2(田辺/直一杯)
内クロフネフリートと1F併せで0.8秒先着

◇サングレーザー
【最終追い切り】
11/15:栗東坂路(稍)4F:56.0-41.0-26.7-12.9(和田/馬なり)

◇マルターズアポジー
【最終追い切り】
11/15:美浦南W(稍)5F:69.6-53.3-38.9-12.1(武士沢/馬なり)

15日に美浦、栗東の両トレセンで行われたマイルCSの最終追い切り。
春秋のマイルGI連勝を目指すサトノアラジンは栗東CWで3頭併せ。

天皇賞秋の疲れも見られず、終いは11秒台といつもの切れ味。
あとは内目の5番枠さえ克服できれば。。。

武豊騎手からムーア騎手への電撃乗り替わりを発表したエアスピネル。
こちらはいつも通り坂路での最終調整。

51.3-12.3と終いまでしっかりと伸びて相変わらずいい動き。
状態は良いのであとはやや時計のかかる馬場になってほしいところです。

GI騎乗機会10連続3着以内を目指すM・デムーロ騎手はペルシアンナイトに乗り最終追い切り。
栗東CW6Fから長めに追い切られ最後の1Fが12.0。

富士Sを叩かれた上積みは明らかで今度は巻き返しがありそうな雰囲気。
何としても良馬場で競馬がしたいところです。

レッドファルクスはC・デムーロ騎手騎乗で最終追い切り。
併せ馬で並走馬に大きく先着。

スプリンターズS連覇の勢いは維持していると言えそう。
マイルと京都の高速馬場への対応がカギとなりそうです。

3歳牝馬のレーヌミノルも相変わらず調教では抜群の動き。
今回は守備範囲のマイル戦。

絶好調の和田騎手なだけに怖い一頭です。