今年の3歳ダート王者を決める交流重賞のジャパンダートダービー2017(JpnI)。
今年は2017年7月12日(水)に大井競馬場で行われます。

今年もJRA所属馬の出走枠は7。
エピカリス、リエノテソーロの名はありませんがユニコーンS上位馬などが出走してきました。

名目的には中央と地方の3歳馬が激突しチャンピオンを決める一戦。
ただ、近年はJRA勢が地方勢を圧倒する状況が続いています。

今年のジャパンダートダービーもJRA勢が中心の争いとなりそうです。

◇ジャパンダートダービー(JDD) 2017(JpnI、ダート2000m、大井)の出走予定馬(枠順)

1-1 サヴァアルジャン 56 町田直

2-2 ローズプリンスダム 56 大野

3-3 タガノディグオ 56 川島信
3-4 ヒガシウィルウィン 56 本田重

4-5 キャッスルクラウン 56 吉原寛
4-6 キャプテンキング 56 矢野貴

5-7 シゲルコング 56 内田博
5-8 サンライズソア 56 川田将

6-9 サンタンパ 56 大畑雅
6-10 リゾネーター 56 木幡巧

7-11 ブラウンレガート 56 的場文
7-12 サンライズノヴァ 56 戸崎圭

8-13 サザンオールスター 56 岡部誠
8-14 ノーブルサターン 56 鮫島良

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JRA勢はベルモントSに挑戦したエピカリスやユニコーンSで7着に敗れたリエノテソーロが不在。
それでもユニコーンSの1、3着馬が出走してきました。

そのユニコーンSを制したのがサンライズノヴァ。
上がり最速の末脚で後続に4馬身差をつける圧勝でした。

勝ちタイムも1:35.9と例年の水準以上の好タイム。
今後の活躍が楽しみになる内容でした。

2000mは初となりますが1800mでの勝ちがあり血統面からも問題なさそう。
エピカリス、リエノテソーロのいないここは勝っておきたい一戦です。

サンライズソアはユニコーンSの3着馬。
ただ、勝ったサンライズノヴァには6馬身離される完敗でした。

この差を逆転するのはなかなか難しいところではありますが今度は大井が舞台。
自慢の先行力は小回りの大井では大きな武器となりそうです。

先行策から直線早めに抜け出し、サンライズノヴァの末脚を封じ込めたいところです。

タガノディグオはダートで3着以下がない安定感が魅力。
前走の兵庫チャンピオンSで重賞初勝利を上げました。

やや勝ち味に乏しい点はありますが1800m以上を使われてきており距離不安はなさそう。
前走の勢いそのままに重賞連勝となりますか。

ローズプリンスダムは前走の鳳雛Sでサンライズノヴァを破っている馬。
成績にムラはあるものの、1800mでは安定した成績を収めています。

前走の内容からも一発が期待できそうなのはこの馬。
今回もそこまで人気にもならないでしょうから気楽な立場でどこまでできるか。

地方所属馬は今年も苦戦必至。
それでも羽田杯、東京ダービーのタイトルを分け合った2頭が出走してきました。

羽田盃馬キャプテンキング、東京ダービー馬ヒガシウィルウィンの2頭がどこまでJRA勢に迫れるか。
キャプテンキングに関してはJRAからの転厩馬なので地方馬と呼んでいいのか疑問はありますが。。。

地方の期待を背負うヒガシウィルウィンは北海道2歳優駿でエピカリスに大差の2着。
全日本2歳優駿ではリエノテソーロから8馬身半離された4着だっただけにあまり強気にはならないのも事実。

今年こそJRA勢と互角に渡り合える地方馬が出てきてもらいたいですが今年もなかなか難しそうです。