今週末に香港シャティン競馬場で行われる香港国際競走2017。
1日にGIが4レース行われる香港競馬の一大イベントです。

香港国際競走で行われる4つのGIの中で最も距離が短いレースが香港スプリント(GI)。
今年は日本からレッツゴードンキとワンスインナムーンが出走を予定しています。

毎年地元の香港勢が強いこのレース。
日本勢は12,13年と連覇したロードカナロアを最後に優勝がありません。

今年はそれ以来となる日本勢の優勝となるでしょうか。

◇香港スプリント2017(GI、芝1200m、香シャティン) 出走予定馬(ゲート番)
※日本時間15時40分発走
※数字は左からゲート番、馬番

1-2 ラッキーバブルス(香) 57 H・ボウマン
2-13 ワンスインナムーン(日) 55.5 Z・パートン

3-9 ブリザード(香) 57 G・モッセ
4-1 ミスタースタニング(香) 57 N・ローウィラー

5-7 サインズオブブレッシング(仏) 57 S・パスキエ
6-5 アメージングキッズ(香) 57 B・プレブル

7-12 レッツゴードンキ(日) 55.5 岩田
8-4 ザウィザードオブオズ(香) 57 J・モレイラ

9-3 ペニアフォビア(香) 57 M・チャドウィック
10-6 ノットリスニントゥーミー(香) 57 T・ベリー

11-11 ストーミーリベラル(米) 57 S・デソウサ
12-10 ディービーピン(香) 57 O・ドゥルーズ
13-8 ザライトマン(仏) 57 F・ベルトラス

今年はレッツゴードンキとワンスインナムーンが出走を予定している香港スプリント。
ただ国際レーティングでは2頭とも下位で苦戦は必至。

高松宮記念、スプリンターズSで連続2着のレッツゴードンキはこのレースが目標。
スワンSは4着でしたが香港に向けたレースとしてはまずまずの内容でした。

スワンSを叩いてさらに調子を上げてくれば楽しみな存在。
この馬のスピードが香港勢に通用するのか。

国内屈指のスプリンターの走りに注目しましょう。

ワンスインナムーンは7番人気で臨んだスプリンターズSで3着。
2連勝で臨んだGIで結果を残しました。

ただ実績的には一枚劣るのは事実。
ここでは苦戦が予想されます。

今年もレースの主役になりそうなのが地元の香港勢。
昨年のこのレースの2着馬ラッキーバブルズ、3着馬ペニアフォビア、4着馬アメージングキッズがスタンバイ。

今年の強力なメンバーでこのレースに臨みます。

そんな香港勢の中で目下一番の注目はミスタースタニング。

GIこそ未勝利ですがプレミアボウル(香GII)、前哨戦のジョッキークラブスプリント(香GII)を連勝中。
レーティングも出走予定馬の中ではトップの評価でこの馬が主役となりそう。

それ以外の外国勢は16年モーリスドギース賞の勝ち馬で昨年のこのレースの5着馬サインズオブブレシング。
今年のダイヤモンドジュビリーS(英GI)の勝ち馬ザティンマン、今年のアルクォーツスプリント(首GI)の勝ち馬ザライトマン。

今年のBCターフスプリント(米GI)の勝ち馬ストーミーリベラルなどが出走予定。
今年も香港勢を中心に激しいレースが展開されそうです。

日本馬の出走が決まり、今年も香港国際競走4レースの馬券発売も決定しました。

発売するのは

香港ヴァーズ(芝2400m・日本時間15時00分発走)
香港スプリント(芝1200m・日本時間15時40分発走)
香港マイル(芝1600m・日本時間16時50分発走)
香港カップ(芝2000m・日本時間17時30分発走)

の4競走。

発売はインターネット投票に限定。
即PAT、A-PAT会員のみが対象。

式別は単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の7種類。
枠連とWIN5は発売しない。

独立プール方式での発売のため、日本国内独自のオッズとなる。

発売開始は12月10日(日)午前10時、締め切りは各競走発走予定時刻の4分前。

そして気になる当日のテレビ放送ですがグリーンチャンネルが全4レースを中継。
香港ヴァーズと香港スプリントは中央競馬全レース中継内で放送。

香港マイル、香港カップは2017香港国際競走中継の中で生中継されます。
※香港ヴァーズと香港スプリントも番組内で再放送

なお、12月10日(日)の中央競馬全レース中継と2017香港国際競走中継は無料放送です。

中央競馬全レース中継
◇日時:12月10日(日) 09:00~16:35

2017香港国際競走中継
◇日時:12月10日(日) 16:35~18:30