今週の日曜東京メインはユニコーンステークス2017(GIII)。
春の中央3歳ダート路線唯一の重賞です。

実質的にJRAの春の3歳ダート王者を決めるこのレース。
ここからジャパンダートダービー(JpnI)というのが3歳ダート路線の王道となります。

今年はフルゲートの16頭が集まり激戦が予想されるユニコーンS。
今年のユニコーンステークスにはどのような結果となるのでしょうか。

◇ユニコーンステークス2017(GIII、ダート1600m、東京) 出走予定馬(枠順)

1-1 シゲルコング 56.0 木幡巧
1-2 ハルクンノテソーロ 56.0 田辺

2-3 ブルベアバブーン 56.0 酒井学
2-4 リエノテソーロ 54.0 大野

3-5 サヴィ 56.0 藤岡佑
3-6 ラユロット 54.0 杉原誠

4-7 アンティノウス 56.0 C・ルメール
4-8 サンライズノヴァ 56.0 戸崎

5-9 シゲルベンガルトラ 56.0 横山典
5-10 サンオークランド 56.0 北村宏

6-11 タガノカトレア 54.0 菱田
6-12 テイエムヒッタマゲ 56.0 田中健

7-13 ウォーターマーズ 56.0 高倉
7-14 トロピカルスパート 54.0 丸田

8-15 サンライズソア 56.0 岩崎
8-16 トラネコ 56.0 吉田豊

今年の3歳ダート路線の主役とも言えるエピカリス。
そのエピカリスはベルモントSへ挑戦したためこのレースには出走せず。

今年のユニコーンステークスは世代トップ不在の中でのレースとなります。

NHKマイルCで2着に入ったリエノテソーロ。
芝のレースということで13番人気の低評価ながら上がりはメンバー最速。

芝でも十分戦えることを証明する見事なレースぶりでした。
この結果からこのまま休養して秋に備えるのかとも思えましたがユニコーンステークスへの出走が決定。

再びダート路線に戻ってくる判断が下されました。
このレースの結果次第ではジャパンダートダービーや南部杯への出走もあるとのこと。

いずれにしろダートはここまで2戦2勝。
しかもどちらも交流重賞勝ちですからダート実績は十分。

東京ダートマイルも問題ない条件。
NHKマイルCでは人気薄でしたが、ここは1番人気が予想されます。

エピカリスが不在のここは負けられない一戦になりそうです。

サンライズソアは前走の青竜Sを快勝。
これでダートは2戦2勝となりました。

若葉Sに挑戦するなど芝路線に色気を出した時期もありましたがダート路線に戻ってきたようです。
ダートではまだ底を見せていないこの馬。

前走の走りを見れば同じコース、距離のここでも好勝負が期待できそうです。

サヴィはここまで2戦2勝。
京都ダート1400mで連勝しての重賞挑戦。

東京マイルへの距離延長が課題となりますが無敗な点は魅力十分。
ここが今後に向けての試金石となりそうです。

アンティノウスは現在2連勝中。
前走の500万下は後続に4馬身差をつける圧勝。

今回と同じ舞台で強い競馬を見せました。
前走の内容ならここでもいい勝負ができそう。

アディラートは前走ドバイに遠征しUAEダービーで12着。
レースでは果敢に先行するも最後は失速してしまいました。

ユニコーンSでも有力馬の一頭でしたがまさかの除外。
同日の青梅特別へ回ることになりました。

条件も同じダート1600mですから確勝を期して1000万下のこのレースを選んだようです。
青梅特別にはユニコーンSを除外された他の馬も出るのでこちらもなかなか注目の一戦となりそうです。

今年の3歳馬と古馬の力関係を知る上でも楽しみなレースとなります。

◇ユニコーンステークス 2017 追い切り情報

◆リエノテソーロ
【最終追い切り】
6/14:美浦南W(重)4F:52.6-38.4-12.1(助手/強め)
外グリターテソーロ(強め)を4Fで1.5秒追走、1F併せで0.6秒先着

◆アンティノウス
【最終追い切り】
6/14:美浦南W(重)5F:68.5-52.5-38.7-12.7(助手/馬なり)
内プロディガルサン(馬なり)に5Fで1.3秒先行、1F併せで併入

◆サンライズソア
【最終追い切り】
6/14:栗東坂路(良)4F:51.5-37.7-24.9-12.6(岩崎/馬なり)
内オーマイガイ(一杯)と併せで0.4秒先着

◆サヴィ
【最終追い切り】
6/14:栗東坂路(良)4F:54.3-39.1-25.1-12.4(助手/馬なり)