3月31日(日)に阪神競馬場で行われる大阪杯2019(GI)。

2017年にGIに格上げされ、今年が3度目の開催となります。

今年もGIらしい豪華メンバーが予想されます。

大阪杯⇒天皇賞春⇒宝塚記念と続く古馬GI3連戦の初戦でもある大阪杯。

ただ、阪神内回りということでGI昇格後も人気通りには決着しておらず、今年も波乱含みの一戦。

今年の大阪杯はどのような決着となるのでしょうか!?

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◇大阪杯2019(GI、芝2,000m、阪神)出走予定馬(枠順)

1-1 マカヒキ 57.0 岩田

2-2 ワグネリアン 57.0 福永

3-3 アルアイン 57.0 北村友
3-4 エポカドーロ 57.0 戸崎

4-5 ムイトオブリガード 57.0 横山典
4-6 キセキ 57.0 川田

5-7 ブラストワンピース 57.0 池添
5-8 サングレーザー 57.0 F・ミナリク

6-9 エアウィンザー 57.0 浜中
6-10 ステイフーリッシュ 57.0 藤岡康

7-11 ペルシアンナイト 57.0 M・デムーロ
7-12 ステルヴィオ 57.0 丸山元

8-13 スティッフェリオ 57.0 田辺
8-14 ダンビュライト 57.0 松若

今年でGIに昇格してから3度目の開催となる大阪杯。今年はドバイに遠征するアーモンドアイ、ディアドラ、スワーヴリチャードこそ不在ですが、それでもブラストワンピース、ワグネリアンなど豪華GI馬8頭が出走してきました。

春のGIの中でも屈指の好メンバーが揃った一戦。伏兵陣も豊富な顔ぶれで馬券的にも楽しみなレースとなりそうです。

昨年の有馬記念でGI初勝利をあげたブラストワンピースがここから始動。前哨戦は使わずぶっつけで大阪杯に向かうローテーションが組まれました。

もともと毎日杯⇒ダービー、新潟記念⇒菊花賞など前哨戦を使わずにGIに挑戦してきた馬。ただ、いずれのレースでも結果が出ていない点はちょっと気になるところではあります。

加えて極端にキレる脚があるタイプとは言えないブラストワンピース。2,000mで瞬発力勝負になると菊花賞のように厳しい戦いと強いられる可能性はあります。

昨年のスワーヴリチャードにように自ら早めに動き、持久力勝負に持ち込めるかが勝利のカギとなるでしょう。

昨年の神戸新聞杯を勝ってから休養しているワグネリアンがようやく復帰。当初は昨年の天皇賞秋を目標にしていましたが体調が整わずにここまで復帰が遅れました。

ただ、怪我をしていたわけではないので体調さえ整えばいつもの走りを見せてくれそうです。それでも長期休養明けですからレース感など不安は山積み。

弥生賞、皐月賞を取りこぼしているように直線の短いコースへの適性にも不安が残ります。それでもダービーでは外枠を克服しての優勝。

ダービーの時のような積極的な競馬ができれば、阪神内回りでもいい走りを見せてくれるでしょう。

キセキはドバイシーマクラシックにも招待されていましたが、招待を辞退し大阪杯へ。惜敗続きだった昨秋のリベンジを果たすべくここで菊花賞以来となるGI2勝目を狙います。

泥んこ馬場の菊花賞を勝っていますが、昨年の天皇賞秋、ジャパンカップの結果を見てもわかるように本来はスピードタイプ。すっかり先行策も板につき、大阪杯でも持ち前のスピードを存分に発揮してくれそうです。

有馬記念からのぶっつけとなりますが、昨年秋が厳しいローテーションだったのでしっかり間隔を開けた臨戦過程はプラス。しっかり馬体をリフレッシュできていれば、アーモンドアイのいないここなら一昨年のキタサンブラックのような一気の逃げ切りもありそうです。

ダノンプレミアムが回避したので、主戦の川田騎手が引き続き手綱を取る点もプラス。この馬を知り尽くす川田騎手がどのようなエスコートを見せるのかも見ものです。

サングレーザーは大阪杯が今年初戦!前哨戦は使わずぶっつけのローテを選んできました。今回はF・ミナリク騎手とのコンビが発表済み。

並み居る強敵が相手になりますが、この馬も2,000mのスペシャリスト。札幌記念の内容を見ても阪神内回りは合いそうです。

2,000mのスペシャリストの活躍が目立つ大阪杯なだけに、休み明けさえ克服できれば十分ここでもやれるでしょう!

ペルシアンナイトは昨年のこのレースの2着馬。今年も昨年のリベンジを果たすべく出走してくる予定です。

昨年は中山記念を使っての参戦でしたが、今年は金鯱賞をひと叩きするローテを選択。金鯱賞は4着でしたが、昨年も中山記念の5着から本番で巻き返しているので、前哨戦の着順は気にしなくて良いでしょう。

M・デムーロ騎手がドバイに遠征せず、日本に残ってペルシアンナイトに騎乗するのも何とも不気味。大一番でのM・デムーロ騎手の勝負強さはもう説明する必要がありませんが、昨年以上の走りを見せてくれそうな予感です。

ダノンプレミアムは復帰戦となった金鯱賞を快勝!GI馬が5頭という豪華メンバーが揃った金鯱賞でしたが、好位から楽々抜け出す横綱相撲での勝利!改めてこの馬の持つ、高いポテンシャルを証明してくれました。

ただ、大阪杯への登録はなし。今後はマイラーズCから安田記念を目指すことが発表されました。

長期休養明けを使われたので無理はしないという事でしょうか。大阪杯回避は残念ですが、マイル路線でのさらなる活躍を期待しましょう!

今後の注目レースや有力馬たちの次走は!?/2019年JRA重賞日程&主な出走予定馬

☆昨年のレース結果&映像

◇大阪杯2018(GI、芝2,000m、阪神) 結果

1着 15.スワーヴリチャード
2着 5.ペルシアンナイト
3着 8.アルアイン
4着 3.ヤマカツエース
5着 1.ミッキースワロー
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◇払戻金
単勝:15 350円 1番人気
馬連:5-15 2,930円 12番人気
馬単:15-5 3,750円 14番人気
3連複:5-8-15 2,780円 6番人気 
3連単:15-5-8 17,450円 48番人気

全着順などは主催者HPでご確認ください。

【レース映像】