有馬記念2019(GI)の出走予定馬などに関するページです。

12月22日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念2019(GI)。

2019年の総決算となるグランプリ競走です。

今年もファン投票で選ばれた馬たちが暮れの中山競馬場に集います。

一時期ほどは豪華メンバーが集まらなくなった有馬記念ですがその注目度は今も断トツ!

一年で最も盛り上がるGIレースであることは今も昔も変わりません。

2019年の総決算、ドリームレースにふさわしい好レースになることを祈りましょう!!

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◇有馬記念2019(GI、芝2,500m、中山)出走予定馬(枠順)

1-1 スカーレットカラー 55.0 岩田康
1-2 スワーヴリチャード 57.0 O・マーフィー

2-3 エタリオウ 57.0 横山典
2-4 スティッフェリオ 57.0 丸山元

3-5 フィエールマン 57.0 池添
3-6 リスグラシュー 55.0 D・レーン

4-7 ワールドプレミア 55.0 武豊
4-8 レイデオロ 57.0 三浦

5-9 アーモンドアイ 55.0 C・ルメール
5-10 サートゥルナーリア 55.0 C・スミヨン

6-11 キセキ 57.0 R・ムーア
6-12 クロコスミア 55.0 藤岡佑

7-13 アルアイン 57.0 松山弘
7-14 ヴェロックス 55.0 川田

8-15 アエロリット 55.0 津村明
8-16 シュヴァルグラン 57.0 福永

当初は有馬記念を回避し、香港カップへ向かう予定だったアーモンドアイ。しかし、出国直前の熱発で急遽、香港カップへの参戦を取りやめ。次走は未定でしたが、正式に有馬記念への出走が決定。

香港カップの回避は何とも残念でしたが、その回避のおかげて有馬記念でアーモンドアイが見られるという思ってもみない展開となりました(笑)。

香港カップ回避後も、引き続き在厩で調整していたので出走してくる可能性もあると思っていましたが本当に出てくるとは!何せ暮れのグランプリ、ファン投票も1位ですし、現役最強馬の出走は嬉しい限りです。

中山は初コースになりますが、秋華賞で京都の内回りも楽々克服。この馬のパフォーマンスからすれば中山2,500mも問題ないでしょう。

ただ、あのディープインパクトも3歳時には2着に敗れた舞台。トリッキーなコースなだけに外枠などに入った際にはわずかながらに不安も出てくるかもしれません。

アーモンドアイが出てくるとなれば、今年の注目なのがアーモンドアイとリスグラシュー&サートゥルナーリアとの対決。特にリスグラシューとはここが最初で最後の対決となります。

春の宝塚記念に続き、暮れのグランプリ制覇を目指しているのがリスグラシュー。これまでは何となく勝ち味に遅い印象もありましたが宝塚記念を勝ったあたりから馬が一変。前走の豪GIコックスプレートでは短い直線のトリッキーなコースをものともせず海外GI初制覇も成し遂げました。

豪州からそのまま香港へ向かうこともできたと思いますが、陣営は有馬記念を選択。阪神内回り、豪ムーニーバレー競馬場で結果を出したことも自信につながっているんでしょう。

不安があるとすれば2,500mの距離ですが、中山の2,500mは過去にマイラーでも好走歴がある特殊なコース形態。距離はそれほど気にすることはなさそうです。

宝塚記念では先行策から勝つなど脚質にも幅が出てきた今なら有力な一頭。そして注目されていた鞍上も引き続きレーン騎手とのコンビが決定。すでに今年分の短期免許を使い果たしているレーン騎手ですが、宝塚記念&コックスプレートを制したということで、有馬記念限定の騎乗が特例で認められたそうです。

そんなことができるのかと驚きですが、これで鞍上は安泰。枠も3枠5番と絶好の枠に入り運も味方。この有馬記念を最後に現役を引退することが決まっているので渾身の仕上げでレースに挑んでくるのは間違いありません!

3歳馬のサートゥルナーリアが有馬記念に参戦。前走の天皇賞秋ではアーモンドアイとの一騎打ちが期待されたものの6着。

ファンの期待を大きく裏切る結果となりました。過去の2敗がどちらも東京でのもの。もしかすると左回りが苦手という可能性が残りました。

それを踏まえてなのか、ジャパンカップには向かわず有馬記念へ!今回はまだ負けたことがない右回りの中山が舞台。距離こそ違えど中山のホープフルS、皐月賞を勝っているのでコース適性は抜群と言えるでしょう。

コーナーの多いコース形態なので距離も克服できそう。斤量も有利ですし、得意のスローからの瞬発力勝負になれば勝ち負けしてくれそうです。天皇賞秋では完敗したアーモンドアイに右回りでリベンジとなりますか!?

ジャパンカップでGI2勝目を上げたスワーヴリチャードも有馬記念へ参戦。ジャパンカップを制したのでこのまま休養に入るかと思いましたが有馬記念に駒を進めてきました。

これで天皇賞秋⇒ジャパンカップ⇒有馬記念を皆勤。秋の古馬王道ローテをすべて使う有力馬が減ってきている中、陣営のこの判断はレースをおおいに盛り上げてくれそうです。

中山2,500mはこの馬にとってベストの舞台とは言えませんが、17年の有馬記念では4着。充実期にある今なら乗り方ひとつで一昨年以上の成績は十分に期待できそうです。

引き続きマーフィー騎手が騎乗するのはプラス。コーナーの多いコース形態なので内枠を引いて、ジャパンカップのようなレースができればGI連勝の可能性もありそうです。

凱旋門賞後の動向が注目されていたフィエールマンですが、陣営が有馬記念への出走を表明。帰国初戦のレースに有馬記念が選ばれました。

ただ、凱旋門賞があまりに大敗だったためその後遺症は心配。マカヒキやサトノダイヤモンドも凱旋門賞で大敗後、ガタガタになっただけに不安は残ります。

加えて中山コースへの対応も未知数。今年の初戦となったAJCCでも負けていますし、福島や札幌で取りこぼしているだけに直線の短いコースが合っているとは言えないのは確か。

有馬記念なのでこういう馬が出てきてくれるとレースとしては盛り上がりますが、馬券的には悩ましい存在となりそうです。当初はルメール騎手が騎乗予定でしたが、アーモンドアイの参戦で池添騎手とのコンビが決定。

マイルCSでもインディチャンプでも見事に福永騎手の代役をこなした池添騎手。昨年を含め、過去に4勝と有馬記念には滅法強い騎手なだけに有馬記念でもまた一発があるかもしれません!

フィエールマンと同じく、凱旋門賞帰りとなるキセキも参戦。昨年5着のリベンジを狙います。

ただし、今回は海外帰りと過酷なローテーションだった昨年以上に条件は厳しそう。凱旋門賞が道悪での競馬だっただけにダメージも気になるところです。

加えて中山のトリッキーなコースもこの馬向きとは言えないので死角は多そう。クロコスミア、アエロリットと同様、展開面でカギを握る一頭なだけにその位置取りには注目が集まります。

未定だった鞍上には世界的な名手であるムーア騎手が決定。ムーア騎手がキセキをどのようにエスコートするのかも楽しみです!

ジャパンカップで11着に惨敗したレイデオロはこの有馬記念が引退レース。この有馬記念を最後に現役を引退することがすでに発表されています。

ジャパンカップの内容を見る限り、あのまま引退してもいいような気がしますが。。。最後の有馬記念でもう一花咲かせようということなのでしょうか。

ただ、ジャパンカップで騎乗したビュイック騎手によると敗因は馬場で、道悪で馬が進んで行かなかったとのこと。それだけに本当に馬場が合わなかったというだけなら良馬場になれば巻き返しも!

ジャパンカップでもパドックの気配は悪くなかっただけにまだ燃え尽きてはいない可能性は大。昨年も2着ですし、コース適性には問題なし。

引退レースで劇的な復活を遂げた過去の名馬も多いので、レイデオロも偉大な先輩方に続けるか!?ただ、騎乗予定だったビュイック騎手が騎乗停止で有馬記念に乗れなくなったのは誤算。

ビュイック騎手の代役には三浦騎手が決まりましたが、この土壇場での乗り替わりはやはりマイナスでしょう!

有馬記念と相性の良いレースとして昔から知られているのが菊花賞!過去に多くの菊花賞馬がその年の有馬記念も制しています。

今年その菊花賞を制したのがワールドプレミア。例年ならワールドプレミアのようなその年の菊花賞馬が出てきた際には注意が必要なのですが、今年の菊花賞はレベルが微妙。道中スローで流れ、上がりもかかるという何とも不思議なレースでした。

高速化が進む今の馬場で菊花賞のタイムは遅く、菊花賞のレースレベル自体に???マークが付くところもあり、ここでのワールドプレミアの評価は難しそう。器用なタイプでもなさそうですし、菊花賞馬としてワールドプレミアがどこまでやれるかは微妙なところ。

あとは菊花賞に続く、長距離戦での豊マジックに期待と言うところでしょうか。。。

クロコスミアは今年のエリザベス女王杯でも2着。これでエリザベス女王杯は3年連続の2着となりました。

そのクロコスミアが現役生活のラストランとして有馬記念を選択。今年はこの馬が有馬記念の展開のカギを握ることになりそうです。

キセキ、アエロリットという同型馬がいますが、引退レースなだけに最後もこの馬らしいレースをするはず。先行有利の中山2,500mなだけにこの馬が自分のレースをすれば粘り込みの可能性もありそうです。

天皇賞秋3着のアエロリットも有馬記念に参戦。この馬も有馬記念が現役最後のレースとなります。東京巧者のこの馬が中山2,500mでどんな競馬を見せてくれるのか。

左回りのほうがベストなのは明らかですが、最後に有馬記念に出走ということなんでしょうか。。。ただ、この馬は逃げるとしぶといだけに思い切った大逃げでもすれば面白い存在になる可能性も!

キセキ、クロコスミア、アエロリット。今年の有馬記念はどの馬が逃げるのかにも注目です!

有馬記念と言えばファン投票。今年の有馬記念のファン投票最終結果は以下の通り。

◇有馬記念2019ファン投票 最終結果!
※有効投票数 1,577,760票
赤字は出走予定馬

1 アーモンドアイ 109,885 ⇒
2 リスグラシュー 94,357 ⇒
3 キセキ 93,224 ⇒
4 サートゥルナーリア 83,491 ⇒
5 ブラストワンピース 75,047 ⇒
6 フィエールマン 68,451 ⇒
7 ワールドプレミア 67,887 ⇒
8 スワーヴリチャード 61,599 ↑
9 レイデオロ 60,594 ↓
10 ワグネリアン 58,115 ↓

11 ラッキーライラック 49,732 ↓
12 アルアイン 46,494 ⇒
13 シュヴァルグラン 39,831 ⇒
14 オジュウチョウサン 36,467 ⇒
15 ラヴズオンリーユー 33,392 ⇒
16 ダノンプレミアム 27,764 ⇒
17 ヴェロックス 26,578 ⇒
18 アエロリット 26,180 ↑
19 クロノジェネシス 25,048 ↓
20 ユーキャンスマイル 24,606 ↓

最終投票結果が発表され、ファン投票の上位10頭中、出走を予定しているのは8頭。
ファン投票1位のアーモンドアイの出走も決まり、今年は近年にはない豪華メンバーが揃うことになりそうです。

11位以下の馬にも出走予定馬が多く、今年はグランプリと呼ぶに相応しい一戦となりそうです。
ここがラストランという馬も多く、最後の大一番有馬記念らしい盛り上がりになることは確実でしょう!

◇有馬記念 過去10年の結果

【2018年】
◇有馬記念(GI、芝2,500m、中山) 結果

1着 8.ブラストワンピース
2着 ◎ 12.レイデオロ
3着 △ 15.シュヴァルグラン
4着 11.ミッキーロケット
5着 ☆ 14.キセキ
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7着 △ 16.サクラアンプルール
8着 ○ 3.モズカッチャン
10着 △ 4.マカヒキ
11着 △ 10.ミッキースワロー
15着 ▲ 2.クリンチャー

◇払戻金
単勝:8 890円 3番人気
馬連:8-12 940円 3番人気
馬単:8-12 2,400円 5番人気
3連複:8-12-15 4,910円 17番人気
3連単:8-12-15 25,340円 70番人気

【2017年】
◇有馬記念 2017(GI、芝2500m、中山) 結果

1着 ◎ 2.キタサンブラック
2着 3.クイーンズリング
3着 △ 10.シュヴァルグラン
4着 ▲ 14.スワーヴリチャード
5着 11.ルージュバック
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6着 ○ 7.シャケトラ
16着 × 9.サクラアンプルール

◇払戻金
単勝:2 190円 1番人気
馬連:2-3 3,170円 9番人気
馬単:2-3 3,810円 12番人気
3連複:2-3-10 5,420円 16番人気
3連単:2-3-10 25,040円 68番人気

【2016年】
◇有馬記念(GI、芝2500m、中山) 結果

1着 ▲ 11.サトノダイヤモンド
2着 ◎ 1.キタサンブラック
3着 ○ 2.ゴールドアクター
4着 △ 4.ヤマカツエース
5着 8.ミッキークイーン
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8着 × 6.サウンズオブアース
11着 × 10.アドマイヤデウス

◇払戻金
単勝:11 260円 1番人気
馬連:1-11 440円 1番人気
馬単:11-1 770円 1番人気
3連複:1-2-11 1,050円 2番人気
3連単:11-1-2 3,940円 3番人気

【2015年】
1着 7.ゴールドアクター
2着 9.サウンズオブアース
3着 11.キタサンブラック

【2014年】
1着 4.ジェンティルドンナ
2着 6.トゥザワールド
3着 14.ゴールドシップ

【2013年】
1着 6.オルフェーヴル
2着 4.ウインバリアシオン
3着 14.ゴールドシップ

【2012年】
1着 13.ゴールドシップ
2着 6.オーシャンブルー
3着 9.ルーラーシップ

【2011年】
1着 9.オルフェーヴル
2着 5.エイシンフラッシュ
3着 7.トゥザグローリー

【2010年】
1着 1.ヴィクトワールピサ
2着 7.ブエナビスタ
3着 11.トゥザグローリー

【2009年】
1着 9.ドリームジャーニー
2着 2.ブエナビスタ
3着 6.エアシェイディ

【2008年】
1着 13.ダイワスカーレット
2着 14.アドマイヤモナーク
3着 6.エアシェイディ