今週の日曜中京メインはチャンピオンズカップ(GI)。
ジャパンカップダートが消滅し、チャンピオンズカップが中京競馬場で行われるようになって今年で3回目となります。
今年も暮れの中京にダートの強豪が集います。
多くの有力馬はJBCクラシック、武蔵野S、みやこSをステップにしての参戦。
過去2年は波乱の決着になっているチャンピオンズカップ。
今年はレース前からホッコータルマエ、タガノトネールが故障で回避。
早くも波乱の気配？が漂っている感があります。。。
今年はどんなレースとなるのでしょうか。
◇チャンピオンズカップ(GI、ダート1800m、中京)の出走予定馬(枠順)
1-1 カフジテイク 57.0 津村
2-2 アウォーディー 57.0 武豊
2-3 ブライトライン 57.0 田辺
3-4 アスカノロマン 57.0 和田
3-5 ロワジャルダン 57.0 横山典
4-6 モンドクラッセ 57.0 丸山
4-7 ラニ 56.0 内田博
5-8 サウンドトゥルー 57.0 大野拓
5-9 ノンコノユメ 57.0 R・ムーア
6-10 メイショウスミトモ 57.0 古川
6-11 コパノリッキー 57.0 C・ルメール
7-12 ゴールドドリーム 56.0 M・デムーロ
7-13 ブライトアイディア 57.0 幸
8-14 アポロケンタッキー 57.0 松若
8-15 モーニン 57.0 戸崎
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中京競馬場で行われるようになって今年で3回目となるチャンピオンズカップ。
昨年は12番人気の牝馬サンビスタの激走で波乱の結果となりました。
今年もコパノリッキーやホッコータルマエなどダートではお馴染みのメンバーが出走を予定。
こうした古豪にラニやゴールドドリームと言った3歳馬が挑む構図となりそう。
なかなか世代交代が進まない日本のダート界ですが世代交代はあるのでしょうか。
今年のチャンピオンズカップで注目なのが武豊騎手。
お手馬であるアウォーディー、ラニ、コパノリッキーが出走を予定。
この3頭の中からどの馬を武豊騎手が選ぶのか。
贅沢な悩みですが注目されました。
その武豊騎手は引き続きアウォーディーに騎乗することになりました。
アウォーディーは前走のJBCクラシックで待望のGI初勝利。
ここまでダートでは無敗、中京ダート1800mとの相性を考えても順当な決断でしょう。
ラニにはまた来年のアメリカ遠征で乗ればいいわけですからね。
ジャパンカップでは見事な逃げ切りを収めた武豊騎手。
今週も人気の中心を担うことになりそうです。
そのアウォーディーはGI初挑戦となったJBCクラシックもあっさりクリア。
これでダートは無傷の6連勝となりました。
チャンピオンズカップではラニとの兄弟対決も注目のひとつ。
キタサンブラックのように逃げるのか、それとも控えるのか、武豊騎手の手綱さばきにも注目です。
コパノリッキーはアメリカ遠征を取り辞めて秋も国内に専念。
南部杯ではレコード勝ちでGI・8勝目を挙げました。
しかし3連覇を狙ったJBCクラシックではチグハグな競馬で5着。
自分の競馬に持ち込めなかった際のモロさを露呈する結果となりました。
それもあってか今回はルメール騎手とのコンビ。
目下絶好調のルメール騎手がどのような騎乗を見せるのか楽しみです。
年内はチャンピオンズカップ⇒東京大賞典の王道を歩みます。
年内での引退が決まっていたホッコータルマエ。
そのホッコータルマエはチャンピオンズCの最終追い切り後に左前脚のハ行を発症。
チャンピオンズCの回避が決まりこのまま現役引退となりました。
前走のJBCクラシックでは往年の先行力を発揮し2着。
相性のいい川崎競馬場だったとはいえ見事な競馬を見せてくれていただけに残念な結果に
長らくダート界に君臨してきたホッコータルマエ、2世の活躍に期待しましょう。
今年の春はドバイで勝利、その後はアメリカの3歳クラシックに出走したラニ。
日本馬として初めてアメリカの3冠レースにすべて出走しました。
ラニはブラジルCで久々の日本復帰。
その復帰戦はじりじり追い込んでの3着。
続くみやこSでは前半から馬がまったく進まず13着に惨敗。
最大目標のチャンピオンズカップを前に課題の残るレースとなりました。
みやこSの競馬を見る限りではチャンピオンズカップでも苦戦は必至。
左回りに戻るのは良さそうですが、もう少し距離があったほうがいいような気もします。
ノンコノユメは去勢明け初戦となったJBCクラシックで4着。
去勢+休み明けを考えればまずまずの結果と言えるかもしれません。
もともと広いコースのほうがいいのは明らか。
川崎⇒中京へのコース替わりは大きなプラスになるでしょう。
加えてチャンピオンズカップではR・ムーア騎手との新コンビが決定。
このところ勝ち星から遠ざかっていますが実力はあるだけに復活があるかもしれません。
モーニンは武蔵野Sで7着。
59キロを背負ったこともあるのでしょうが道中モマれる展開も堪えたのかもしれません。
ただこれで見限るのはまだ早い気がします。
チャンピオンズCの舞台である中京は左回りで直線が長いのでこの馬には合っている舞台。
何と言っても春のダートチャンピオン。
前走の敗戦で人気も落ちるでしょうから気楽に乗った時の一発があるかもしれません。
武蔵野Sで圧巻の逃げ切り勝ちを収めたタガノトネール。
ノーマークだったとはいえ後続を寄せつけない逃げ切りはお見事でした。
チャンピオンズCでも展開のカギを握る存在でしたが、30日の調教中に右第３中手骨開放骨折を発症。
そのまま安楽死の措置が取られました。
何とも残念な結果となってしまいました。
ジャパンカップダートの流れを組んでいるチャンピオンズカップ。
今年は2頭のアメリカ馬が予備登録、そのまま選出馬となりました。
しかし残念ながら2頭とも出走を辞退。
今年のチャンピオンズカップは外国馬の出走なしとなってしまいました。
左回りの中京開催になってからは過去2年、それぞれ1頭ずつの外国馬が出走。
今年も外国馬の出走が期待されていたのですが。。。残念な結果となりました。
◇チャンピオンズカップ選出馬
・メラトニン (米) セ5 Ｄ.ホフマンズ厩舎
・ブレイドスター (米) 牡6 Ｅ.ケネーリー厩舎
※外国馬は2頭とも出走を辞退。
◇チャンピオンズカップ2016、有力馬追い切り情報
◆アウォーディー
【最終追い切り】
11/30：栗東CW(重)6F：82.1-66.8-52.7-39.0-12.3(助手/一杯)
※外フェルメッツァ(馬なり)を6Fで1.7秒追走、1F併せでクビ差遅れ
【1週前追い切り】
11/23：栗東CW(重)6F：83.5-67.9-53.5-39.0-12.2(助手/一杯)
※中ナンヨープルート(一杯)を6Fで2.2秒追走、4F併せで0.2秒先着
※外アステロイド(一杯)を6Fで2.2秒追走、4F併せで0.4秒先着
◆コパノリッキー
【最終追い切り】
11/30：栗東CW(重)5F：69.5-52.6-38.2-12.3(助手/馬なり)
【1週前追い切り】
11/23：栗東CW(重)6F：83.7-67.0-51.7-38.6-12.2(C・ルメール/強め)
※中アートラヴァー(一杯)を6Fで0.4秒追走、1F併せで1.4秒先着
※外セカンドエフォート(一杯)を6Fで2.7秒追走、1F併せで0.5秒先着
◆ノンコノユメ
【最終追い切り】
12/1：美浦南W(重)6F：69.9-54.7-40.1-13.3(ムーア/強め)
※外エクストレミティー(馬なり)と5F併せでクビ差遅れ
【1週前追い切り】
11/23：美浦南W(稍)6F：82.4-67.8-52.7-38.8-12.9(助手/強め)
※外ウェルブレッド(馬なり)と6F併せで併入
◆ラニ
【最終追い切り】
12/1：栗東E(稍)7F：87.5-59.2-47.3-35.6-12.2(内田博/一杯)
【1週前追い切り】
11/23：栗東E(重)6F：78.7-62.5-48.4-35.5-11.4(内田博/一杯)
◆モーニン
【最終追い切り】
11/23：栗東坂路(重)4F：51.1-37.0-24.0-12.0(助手/G一杯)
【1週前追い切り】
11/23：栗東CW(重)6F：87.4-70.7-55.2-41.1-13.1(助手/馬なり)
◆ゴールドドリーム
【最終追い切り】
11/30：栗東坂路(重)4F：50.8-36.7-23.7-12.1(藤懸/一杯)
【1週前追い切り】
11/23：栗東坂路(重)4F：57.4-43.0-28.6-14.6(助手/馬なり)
◆アポロケンタッキー
【最終追い切り】
11/30：栗東坂路(重)4F：53.6-38.4-25.1-12.6(松若/一杯)
※外トウシンイーグル(強め)と併せで0.1秒先着
【1週前追い切り】
11/23：栗東坂路(重)4F：54.5-39.5-25.3-13.0(松若騎手/馬なり)
※内ダンツプリウス(一杯)と併せで併入
