今週末に香港シャティン競馬場で行われる香港国際競走2017。
1日にGIが4レース行われる香港競馬の一大イベントです。

その香港国際競走のメインとなるのが香港カップ(GI)。
今年はネオリアリズム、スマートレイアー、ステファノスの3頭が出走します。

エイシンヒカリ、モーリスと日本馬が現在2連覇中のこのレース。
今年は3連覇を目指して3頭が出走します。

日本馬による3連覇となるのでしょうか。

◇香港カップ2017(GI、芝2000m、香シャティン) 出走予定馬(ゲート番)
※日本時間17時30分発走
※数字は左からゲート番、馬番

1-2 ネオリアリズム(日) 57 J・モレイラ
2-1 ドーヴィル(愛) 57 R・ムーア

3-4 ワーザー(香) 57 T・ベリー
4-7 ロビンオブナヴァン(英) 57 S・クリッパートン

5-9 タイムワープ(香) 57 Z・パートン
6-8 ガルリンガリ(仏) 57 S・パスキエ

7-10 ウォーディクリー(愛) 55.5 S・ヘファナン
8-5 ステファノス(日) 57 H・ボウマン

9-12 スマートレイアー(日) 55.5 武豊
10-11 ブロンドミー(英) 55.5 O・マーフィー

11-6 シークレットウェポン(香) 57 N・ローウィラー
12-3 ポエッツワード(英) 57 A・アッゼニ

日本馬の3連覇がかかる今年の香港カップ。
今年は日本からネオリアリズム、ステファノス、スマートレイアーの3頭が出走します。

今年QE2世Cを勝ったネオリアリズムが日本のエース格。
香港カップはQE2世Cとコースも距離も同じなだけに今回も期待ができそうです。

右回りで小回りの2000mはこの馬にとってベストの条件。
しかもゲート番号は先行馬にとって絶好の1番ゲート。

このゲートなら小回りコースでもロスなく先行できそうです。
メンバーを見てもそこまで強力なライバルもおらず香港GI連勝のチャンスは十分ありそうです。

2000mのスペシャリストであるステファノスは今年も香港Cに出走。
これで3年連続での香港C参戦となります。

天皇賞秋から香港Cは昨年と同じローテーション。
昨年は3着と結果を出しているだけに今年も好勝負必至でしょう。

昨年は香港ヴァーズに出走したスマートレイアーが今年は香港Cに参戦。
エリザベス女王杯では結果が出ませんでしたが香港Cで巻き返しを狙います。

香港Cでは武豊騎手とのコンビが復活。
このところは中距離で牡馬相手に結果を出しているだけにここでも期待できそうです。

地元の香港勢はワーザー、シークレットウェポンなどお馴染みのメンバー。
前哨戦のジョッキークラブカップ(香GII)はワーザーが制しました。

日本勢にとって不気味なのはジョッキークラブカップで2着だったタイムワープ。
重賞勝ちこそないものの、ここ2戦は重賞で連続2着。

4歳馬なだけに未知の魅力があり本番で一発があるかもしれません。

他の外国勢はオブライエン厩舎のドーヴィル。
GIで連続2着中のポエッツワードなどが出走。

ポエッツワードは愛チャンピオンS、英チャンピオンSで連続2着。
英チャンピオンSではハイランドリールに先着しており実力は確か。

日本勢にとっては怖い一頭となりそうです。

日本馬の出走が決まり、今年も香港国際競走4レースの馬券発売も決定しました。

発売するのは

香港ヴァーズ(芝2400m・日本時間15時00分発走)
香港スプリント(芝1200m・日本時間15時40分発走)
香港マイル(芝1600m・日本時間16時50分発走)
香港カップ(芝2000m・日本時間17時30分発走)

の4競走。

発売はインターネット投票に限定。
即PAT、A-PAT会員のみが対象。

式別は単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の7種類。
枠連とWIN5は発売しない。

独立プール方式での発売のため、日本国内独自のオッズとなる。

発売開始は12月10日(日)午前10時、締め切りは各競走発走予定時刻の4分前。

そして気になる当日のテレビ放送ですがグリーンチャンネルが全4レースを中継。
香港ヴァーズと香港スプリントは中央競馬全レース中継内で放送。

香港マイル、香港カップは2017香港国際競走中継の中で生中継されます。
※香港ヴァーズと香港スプリントも番組内で再放送

なお、12月10日(日)の中央競馬全レース中継と2017香港国際競走中継は無料放送です。

中央競馬全レース中継
◇日時:12月10日(日) 09:00~16:35

2017香港国際競走中継
◇日時:12月10日(日) 16:35~18:30