10月13日(土)に東京競馬場で行われる府中牝馬ステークス2018(GII)。
秋の女王決定戦エリザベス女王杯に向けた重要ステップレースです。
今年は11頭立てでレースが行われます。
今年もエリザベス女王杯を目指す有力馬が出走。
なかなか豪華なメンバーが出走を予定しており、本番を占う上で重要な一戦となることは間違いありません。
ここを勝ってエリザベス女王杯へ名乗りを上げるのはどの馬なのでしょうか!?
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◇府中牝馬ステークス2018(GII、芝1,800m、東京)出走予定馬(枠順)
※1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権
1-1 クロコスミア 55.0 岩田
2-2 フロンテアクイーン 54.0 蛯名
3-3 ソウルスターリング 55.0 北村宏
4-4 ディアドラ 56.0 C・ルメール
5-5 キョウワゼノビア 54.0 田中勝
6-6 ジュールポレール 56.0 幸
6-7 メイズオブオナー 54.0 福永
7-8 アドマイヤリード 55.0 田辺
7-9カワキタエンカ 54.0 池添
8-10 リスグラシュー 54.0 M・デムーロ
8-11 ミスパンテール 55.0 横山典
ディアドラは前走のクイーンSを圧勝!札幌競馬場で上がり33秒台、直線だけで後続に3馬身差をつける圧巻の内容でした。
この内容から札幌記念への参戦も期待されましたが、陣営は札幌記念へは向かわずここまで待機。秋はここを使って香港カップに向かう青写真のようです。
普通に考えれば府中牝馬Sを使った後はエリザベス女王杯に向かうローテが王道ですが、昨年結果の出なかったエリザベス女王杯には京都の外回りは合わないとの理由で向かわない予定。いまのところあくまで大目標は香港一本のようです。
洋芝巧者のディアドラですからクイーンSの内容は圧巻でしたが今回は東京コースが舞台。東京コースはオークスでの4着があるものの、その適性は正直なところ未知数。
今回は洋芝ではないだけに過剰な信頼は危険かもしれません。ここでも前走のような競馬ができれば陣営も考えを変えてエリザベス女王杯参戦もあるかもしれません。
ここまでGIで2着が4回とあと一歩のところで勝ちに見放されているリスグラシュー。今秋はここをひと叩きしてエリザベス女王杯へ向かうローテが予定されています。
GIでは惜敗続きのリスグラシュー。府中牝馬Sの舞台である東京コースは今年、牡馬相手に東京新聞杯も勝っている得意のコース。1,800mの距離も守備範囲ですし、ここは勝ちたい一戦。
ただ、府中牝馬Sから新コンビを組む予定だったJ・モレイラ騎手が騎乗停止となり、府中牝馬Sでの騎乗ができなくなった事は大誤算。それでもM・デムーロ騎手を確保できたことは救い。デムーロ騎手が乗るなら乗り替わりがマイナスということにはならないでしょう。
デムーロ騎手はエリザベス女王杯ではモズカッチャンに騎乗。そのためリスグラシューにはこの1戦だけの代打騎乗となりそうです。デムーロ騎手がリスグラシューでどのような騎乗を見せるのか楽しみです。
ソウルスターリングは前走のクイーンSで復調気配。最後に2頭に差され結果は3着でしたがこれまでのレースに比べると見せ場たっぷりのレース内容でした。
昨秋は3歳牝馬ながら毎日王冠に挑戦。今年は同条件ではありますが牝馬限定戦なだけにそろそろ結果が欲しいところ。
コース、距離などこの馬にとって好条件の揃うここは復活に向けてそろそろ結果が欲しいところです。
ジュールポレールは8番人気の低評価を覆しヴィクトリアマイルでGI初制覇。初重賞がGIという快挙でした。
その後は安田記念へは向かわず秋に向けてじっくり休養。秋はここからマイルCSへ向かいます。
前走の勝利がフロックでないことを証明するためにもここはいい走りを見せたいところ。GI馬の仲間入りを果たしたこの馬がどんなレースを見せてくれますか。
ミスパンテールは4連勝で臨んだヴィクトリアマイルは5着。初のGI挑戦はGIの高い壁に跳ね返される結果となりました。
秋はここからエリザベス女王杯に向かう予定。マイル以上の距離では結果が出ていませんが鞍上の横山典騎手は距離は持つとの判断のようです。
エリザベス女王杯はさらに距離が延びるので、まずはこの1,800mで結果を出したいところです。
モズカッチャンは札幌記念で3着。敗れはしましたが直線の末脚は見せ場十分。この秋の走りが楽しみになるような内容でした。
札幌記念のあとはエリザベス女王杯に向かうか府中牝馬Sを挟むのかの2択でしたが府中牝馬Sへの出走が発表されていました。しかし直前で熱発。結局、府中牝馬Sは回避ということになりました。
もともとエリザベス女王杯に直行というプランもありましたし、正直、東京1,800mはこの馬に合っているとは言えないので。。。次走は連覇のかかるエリザベス女王杯。引き続きデムーロ騎手が騎乗することになります。