今週の日曜東京メインは競馬の祭典・日本ダービー(東京優駿・GI)。
2017年の3歳馬の頂点を決める一戦がいよいよ迫ってきました。
枠順も決まりあとはレースを待つのみ！
今年の3歳牡馬クラシック路線は抜けた馬がいない混戦模様。
加えて今週は金曜日に雨が予想され馬場状態も微妙な状態に。
ここでは決まった枠順と週末の馬場状態から出走各馬を見ていこうと思います。
◇日本ダービー(東京優駿) 2017(GI、芝2400m、東京) 枠順
1枠１番 ダンビュライト 57.0 武豊
皐月賞３着のダンビュライトが今年は１枠１番をゲット。
近年好走の目立つ内枠を引き当てました。
経済コースを通れるのはプラスで流れに乗ればここでも好勝負できそう。
１枠２番 アメリカズカップ 57.0 松若
皐月賞からの巻き返すをはかるアメリカズカップ。
先行馬のこの馬にとっては願ってもみない枠でしょう。
皐月賞を叩かれて体調も上向き。
きさらぎ賞で見せた先行力が大一番で発揮できれば。。。
この馬にとっては金曜日のにまとまった雨が欲しいところでしょう。
２枠３番 マイスタイル 57.0 横山典
弥生賞では逃げて２着に粘ったマイルタイル。
今回は内枠を引き、この馬がペースを握る可能性が出てきました。
果敢に先行してどこまで粘れるか。
２枠４番 スワーヴリチャード 57.0 四位
皐月賞６着のスワーヴリチャードが４番枠。
昨年のマカヒキと同じ２枠に入りました。
もともと東京のほうがいいと見られている同馬。
内枠から流れに乗って共同通信杯のようなレースができれば好走できそう。
一度多頭数を経験したことで馬も変わってくるでしょう。
稍重でも勝ちがあるので馬場は不問でしょう。
３枠５番 クリンチャー 57.0 藤岡佑
皐月賞で４着に粘ったクリンチャー。
今回も先行するであろうこの馬には文句なしの内枠。
ここはマイスタイルを行かせて２番手からの競馬でしょうか。
いずれにしろ直線は早めに抜け出して粘りこみを図ることになるでしょう。
内から馬場が乾いて内が伸びる馬場になると理想的です。
３枠６番 サトノアーサー 57.0 川田
きさらぎ賞、毎日杯と連続２着のサトノアーサー。
自慢の瞬発力を生かすためにもこの馬には良馬場が絶対条件。
内枠を引いたことで道中もロスなく進められそうです。
川田騎手としては昨年のマカヒキのようなイメージで乗るのではないでしょうか。
今の東京で大外一気は厳しいので直線馬郡を割って伸びてくることが勝つためには必要でしょう。
４枠７番 アルアイン 57.0 松山
皐月賞馬のアルアインは７番枠。
器用さのある馬なので枠はさほど気にならないでしょうがまずまずの枠でしょう。
唯一の敗戦となったシンザン記念が重馬場。
この馬も良馬場、馬場は乾けば乾いたほうが良さそうです。
若手の松山騎手がダービーで平常心で乗れるかもポイントとなりそうです。
４枠８番 トラスト 57.0 丹内祐
ずっと使い詰めのトラスト。
ここ数戦は逃げることもできずに結果も出ていません。
今回も内に先行馬が揃い先手を奪うまでは厳しそう。
ある程度先行して粘りこむ形でしょうか。
高速決着では分が悪いのである程度馬場は渋って欲しいのが本音でしょう。
５枠９番 マイネルスフェーン 57.0 柴田大
重賞での好走もあるマイネルスフェーン。
ただ、青葉賞での内容を見る限りではここでは厳しそう。
広い東京コースよりも小回りコースのほうが合っている気もします。
５枠１０番 ベストアプローチ 57.0 岩田
青葉賞２着のベストアプローチ。
前走が完敗だっただけにここでの巻き返しは苦しそう。
６枠１１番 ペルシアンナイト 57.0 戸崎
皐月賞２着のペルシアンナイト。
2400mへの距離延長がポイントでしょう。
道悪だったシンザン記念で負けているだけにこの馬も良馬場がいいタイプ。
良馬場で自慢の瞬発力を生かせる競馬ができれば。。。
６枠１２番 レイデオロ 57.0 C・ルメール
久々となった皐月賞で５着だったレイデオロ。
休み明けでいきなりのGIでしたが最後の直線での伸び脚は印象的でした。
ひと叩きされた今回は上積みも見込め前進が期待できそう。
内を見ながら進めるこの枠もマイナスにはならないでしょう。
器用なタイプなので直線はうまく内を突きたいところです。
７枠１３番 カデナ 57.0 福永
末脚が自慢のカデナ。
直線の長い東京ではその末脚が思う存分生かせそうです。
しかし枠はやや外になり乗り方は難しくなりました。
終始外を回しては厳しいのでどこかで内に入れたいところです。
７枠１４番 ジョーストリクトリ 57.0 内田博
NHKマイルCからの参戦となるジョーストリクトリ。
前走は見せ場もなく、距離延長も微妙でここは苦戦必至か。。。
ダービーだし出られるので出ちゃえという一頭のような気がします(笑)。
７枠１５番 ダイワキャグニー 57.0 北村宏
東京ではここまで3戦3勝。
このメンバーの中でも屈指の東京巧者でしょう。
あとは他馬との力関係がどうか。。。
前走の好時計は高速馬場の恩恵が大なのであまり過信は禁物です。
8枠１６番 キョウヘイ 57.0 高倉稜
キョウヘイもNHKマイルCからの参戦。
距離延長に加え、この外枠もマイナスでしょう。
道悪のシンザン記念を勝っているので馬場は渋ったほうが良さそう。
可能性は低そうですが当日も雨が降ってほしいくらいでしょうね。
８枠１７番 ウインブライト 57.0 松岡正
今年のスプリングSを勝ったウインブライト。
皐月賞の敗戦ですっかりその存在が忘れられつつあります(笑)。
穴馬として面白い一頭ですが如何せん枠が。。。
もう少し内枠なら面白い存在になりえたのですが。。。
８枠１８番 アドミラブル 57.0 M・デムーロ
青葉賞を好時計で勝ち人気が予想されるアドミラブル。
なんと大外の１８番枠となってしまいました。
関係者は極端な内よりはいいみたいなことを言っていますがプラスにはならないでしょう。
先行馬なら思い切って出しても行けますがこの馬は差し馬。
今年も青葉賞馬には厳しいダービーとなりそうです。
先週も枠順に泣かされたデムーロ騎手。
この枠からどんな競馬を見せてくれますか。
この馬も良馬場が希望でしょう。
小粒なのか粒揃いなのかイマイチよくわからない今年の３歳牡馬。
日本ダービーのレース内容でその答えも少しは見えてくることでしょう。
先週のオークスは枠順が明暗を分けただけに今週はどうなりますか。
基本的には今週も内枠のほうが良さそうですが。。。
あとはやっぱり雨次第。
金曜日にどれくらいの雨が降り、土日でどこまで馬場が回復するかで何もかもが変わってきそうです。
気になる東京競馬場の馬場状態ですが２６日正午現在では以下の通り。
◇天候 ：雨
◇馬場状態 ： (芝)重 (ダート)重
◇芝の状態 ： 今週からCコースを使用。柵の移動によって傷みの出始めた箇所は概ねカバーされており、全体的に良好な状態。
◇芝の草丈 ： (芝コース)野芝約10～12cm、洋芝約12～16cm
◇使用コース ： Cコース(Aコースから6m外に内柵を設置)
＜中間情報・5月19日(金)～ 5月26日(金)正午の情報＞
◇気象情報(中間の降水量)
25日(木)に0.5mm、26日(金)に14.5mmの雨が降った。
◇作業内容
＜芝コース＞
23日(火)芝刈りを実施した。
例年通り、今週からCコースを使用。
火曜日には芝刈りも行われ、本来ならダービー仕様の高速馬場になるはずでしたが。。。。
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