上半期の地方競馬の総決算となる交流重賞の帝王賞(JpnI)。
今年は2017年6月28日(水)に大井競馬場で行われます。

昨年からJRA所属馬の出走枠が7に増えた帝王賞。
JRAからはドバイWC以来となるアウォーディー、アポロケンタッキーに加え、

サウンドトゥルー、クリソライトなどが出走を予定しています。
地方勢にこれといった有力馬がいない現在。

今年の帝王賞もJRA勢7頭による争いとなりそうです。

◇帝王賞 2017(JpnI、ダート2000m、大井)の出走予定馬(枠順)

1-1 メジャーアスリート 57.0 高橋哲
1-2 アウォーディー 57.0 武豊

2-3 ケイティブレイブ 57.0 福永
2-4 ミッキーヘネシー 57.0 瀧川寿

3-5 グレイスフルデイズ 57.0 宮川実
3-6 アポロケンタッキー 57.0 内田博

4-7 オールブラッシュ 57.0 C・ルメール
4-8 ウマノジョー 57.0 山本聡

5-9 メイショウソレイユ 57.0 保園翔
5-10 クリソライト 57.0 戸崎

6-11 ゴールドドリーム 57.0 M・デムーロ
6-12 タマモネイヴィー 57.0 繁田健

7-13 サンドプラチナ 57.0 矢野貴
7-14 ヴァーゲンザイル 57.0 秋元耕

8-15 サウンドトゥルー 57.0 大野
8-16 プレティオラス 57.0 赤岡修

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期待の新星グレイトパールが骨折でリタイア。
そういうわけで今年の帝王賞もJRA勢はお馴染みの顔ぶれとなりそうです。

アウォーディーは前走のドバイWCで日本馬最先着となる5着。
勝ったアロゲートにはまったく歯が立ちませんでしたがダート最高峰の舞台で恰好はつけました。

今回はそれ以来のレースとなるだけに問題は体調面か。
体調さえしっかり整っていればこの馬が優勝最有力であることは間違いありません。

しかしこの馬もすでに7歳。
このところ3連敗中とかつての勢いに限りが出てきたのもまた事実。

他のJRA勢にも付け入る隙は十分にありそうです。

昨年の東京大賞典でアウォーディーを破ったのがアポロケンタッキー。
5番人気ながら見事な勝利でした。

その後はこの馬もドバイWCへ参戦。
結果は9着とまったく見せ場はありませんでしたがこの経験は今後に生きてくるでしょう。

帝王賞は東京大賞典と同じ舞台。
鞍上も大井を知り尽くした内田博騎手が騎乗。

昨年末のようなレースができれば今回も好勝負が期待できそうです。

ゴールドドリームは今年のフェブラリーSの勝ち馬。
4歳馬ということでダート界もついに世代交代かと思われましたが前走のドバイWCでは14着に惨敗。

まったく見せ場がありませんでした。
昨年のチャンピオンズカップでも12着に敗れるなどどうも最近は安定感に欠けるレースが増えてきました。

大井は昨年のジャパンダートダービー(3着)以来。
このレースも3着とはいえ内容は完敗だっただけにやや不安は残ります。

期待の4歳馬がここで復活し、世代交代を遂げるのか注目しましょう。

前走のかしわ記念で見事に復活したコパノリッキー。
これまでの逃げ、先行とは違い、中団から直線で鋭く末脚を伸ばしての勝利でした。

帝王賞では船橋の森泰斗騎手との新コンビで臨む予定でしたが14日の追い切り前に故障が判明。
右ひざの関節炎とのことで帝王賞の回避が決まりました。

かしわ記念の勝利で有力馬の一頭だっただけにこの回避は残念。
現役は続行するようなので早期の復帰を期待しましょう。

ケイティブレイブも期待の4歳馬。
強力な先行力が武器でこの馬がペースを握ることになりそう。

ダートの一線級が相手だとワンパンチ足りない印象もありますが成長著しい4歳馬。
有力馬がドバイ帰りだけに順調に使われている強みもあります。

コパノリッキーの回避で巡ってきたチャンス。
歴戦のベテラン相手が相手で厳しい戦いが予想されますが、ゴールドドリームと共に世代交代を目指します。

地方所属馬はこれといった馬がおらずほぼノーチャンス。
数合わせでとりあえず出走してきたような馬が多く寂しい限り。

中長距離でJRA勢と互角に渡り合える馬がまた出てくることを祈るばかりです。

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