今年の2冠馬ドゥラメンテに骨折が判明。
全治には6カ月ほどかかる見込みで今秋の凱旋門賞挑戦や3冠が絶望となった。
ドゥラメンテは調整中のノーザンファーム早来で左前膝の骨膜の一部が遊離していると
右前肢にも剥離した軟骨片が見つかり、両前トウ骨遠位端骨折と診断され全治6カ月。
これにより今秋のレースへの出走が不可能となった。
ドゥラメンテは皐月賞を勝った後、続くダービーもレースレコードで快勝。
父キングカメハメハが持つレコードを0.1秒更新したものの、
皮肉にもダービー後に脚を故障した父と同じ道を辿ることとなってしまった。
屈腱炎ではなく骨折だったことがせめてもの救いか。
順調に行けば復帰は来年の3-4月。
来年どのようなローテーションが組まれるかが注目される。
◆ドゥラメンテ(牡3)
厩舎:美浦・堀宣行
父:キングカメハメハ
母:アドマイヤグルーヴ
母父:サンデーサイレンス
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:6戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年皐月賞・日本ダービー(GI)