夏競馬も終わり、いよいよ秋競馬が開幕。
今週の日曜阪神メインは秋華賞への最重要ステップと言えるローズS(GII)。
今年のロースSには地方馬一頭を含む15頭が出走します。

今年はオークス馬シンハライト、桜花賞馬ジュエラーがここで早くも激突。
秋華賞の前哨戦としてなかなかの好メンバーが揃いました。

今年のローズSに出走を予定している馬は以下の通り。

◇ローズS(GII、芝1800m、阪神)の出走予定馬

アットザシーサイド 54.0 福永祐
アドマイヤリード 54.0 C・ルメール
カイザーバル 54.0 四位
クィーンズベスト 54.0 藤岡康
クリノサンスーシ 54.0 幸英明

クロコスミア 54.0 岩田
ジュエラー 54.0 M・デムーロ
シンハライト 54.0 池添
デンコウアンジュ 54.0 内田博
バレエダンサー 54.0 若松

フォールインラブ 54.0 古川吉
フロムマイハート 54.0 和田竜
ヘイハチハピネス 54.0 藤原幹
ラベンダーヴァレイ 54.0 浜中俊
レッドアヴァンセ 54.0 武豊

オークスで惜敗続きにピリオドを打ったシンハライト。
メジャーエンブレム、ジュエラーが不在だったとはいえ人気に応える強い内容でした。

秋華賞での2冠獲りに向けてローズSから始動。
2週前追い切り、1週前追い切り、最終追い切りを無事に消化し、調整は順調のようです。

◇シンハライト、追い切り時計

【最終追い切り】
9/14:栗東坂路(良)4F:54.7-39.5-25.1-12.2(池添騎手/仕掛)
※内グランジャー(一杯)と併せて0.1秒先着

【1週前追い切り】
9/7:栗東坂路(稍)4F:53.5-39.2-25.3-12.7(池添騎手/G前強め)
※外ゼンノブレーメン(強め)と併せて0.1秒先着

【2週前追い切り】
8/31:栗東坂路(稍)4F:55.8-40.4-26.5-13.3(助手/馬なり)
※外ゼンノブレーメン(馬なり)と併せて0.1秒先着

桜花賞を勝った後骨折が判明。オークスは出走できなかったジュエラー。
幸い怪我の症状は軽く、ローズSで戦列に復帰できそうです。

無事に最終追い切りも消化。骨折箇所もまったく問題ないとのこと。
目標は先ですがここでもそれなりのレースは見せてくれそうです。

◇ジュエラー、追い切り時計

【最終追い切り】
9/14:栗東DP(良)5F:64.9-50.3-37.0-11.0(助手/仕掛)
※外クルークハイト(仕掛)を5Fで0.8秒追走、1F併せて0.4秒先着

【1週前追い切り】
9/7:栗東坂路(稍)4F:53.9-39.3-25.5-12.3(助手/G前強め)
※外ワントゥワン(一杯)と併せて0.2秒先着

【2週前追い切り】
8/31:栗東坂路(稍)4F:53.5-38.7-25.1-12.5(助手/仕掛け)
※外マーキークラブ(強め)と併せて0.2秒先着

桜花賞では4着、オークスでは7着だったレッドアヴェンセ。
春はもうひと息のレースが続きましたが世代トップクラスの力は示してくれました。

シンハライト、ジュエラーの2頭はこの次が大目標。
その隙を上手く突けばこの馬の重賞初勝利があるかもしれません。

桜花賞3着の後、4番人気で臨んだオークスは11着。
大きな不利などがあったわけでもないこの馬に2400mは長かったようです。

今回は距離も短縮されて前走のようなことはないはず。
阪神外回りの長い直線でどこまでこの馬の末脚を生かせるか。

アルテミスSであのメジャーエンブレムを差し切ったデンコウアンジュ。
その後は不振が続いていますがこの馬もローズSで復帰予定。

近走の成績からなかなか好走を望むのは酷ですがハマればその末脚は脅威。
人気薄の今回、無欲の追い込みがあるかもしれません。